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東日本旅客鉄道株式会社 長野支社
信濃森上駅OitoLine12長野県北安曇郡白馬村大字北城森上10667番地
白馬駅管理の無人駅

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 かつては当駅を目的地とした臨時列車が発着していたほどのスキーリゾートが盛んだったようですが、現在はそんなこともなく小ぢんまりとした建物になってしまった駅です。

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 「飲み会議」ってなんだ???

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 駅前の様子、、、見事に静かな感じです。

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 1998年開催の長野オリンピックエンブレム看板は2017年でも健在です。

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 土曜訪問だったのでオープンはしていませんが駅に隣接して「森上簡易郵便局」があります。簡易郵便局とはざっくり言うとJRの簡易委託駅に類似していて業務を日本郵政の社員ではない人へ業務委託している郵便局のことで、営業内容はほぼ普通の郵便局と変らず郵貯業務も専用のCTM端末を用いて処理してくれます(細かい知識は持ち合わせていないので興味がおありの方は個別にお調べください)。

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 当駅は白馬村の右端に位置していて、岩岳スキー場の最寄り駅となっていますが、徒歩圏と言うわけではありません。

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 建物正面には平成20(2008)年1月に竣工した旨の建物財産標が貼付されています。

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 新駅舎内には旧駅舎に掲げられていた駅名看板がリスペクト保存掲出されています。この建物、階段はありますがスロープ的なものは設置されておらず、せっかくの新しい建物なのにバリアフリー意識がなく設計されているのが残念なポイント。。。

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 階段建屋の階段を上がるとこのような乗り場案内があります。

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 1番線ホーム上にはこのような密閉式の待合室があります。無人駅に付き冷暖房はありませんが、寒いときにこのような清潔な設備はとてもありがたいです。

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 当駅の運賃表です。

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 跨線橋から白馬駅方向を見た図です。少しカーブしてホームが設置されているのがわかります。

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 構内は単線上の2面2線です。案内では上りと下りでホームが使い分けられているという記述がありますが、どちらのホームにも両方向への出発信号機が設備されていて、ダイヤによってはその原則が崩れることも考えられます。また、南小谷駅からの列車が当駅に疎開留置のため回送されてきて、車内整備や時間調整を終えて再び南小谷駅へ回送されるという使われ方もあります(リゾートビューふるさと車両)。

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 当駅の駅名標アルクマは長野県制定アルクママニュアルによると「日本アルプスバージョン」です。大糸線の駅名標でアルクマがリンゴ以外の被り物をしているのは珍しいです。

 平成18(2006)年訪問時の様子です。 
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 アルクマ襲来前の駅名標ですが、現在の状態がアルクマと駅番号がシールで貼付されただけなので駅名標の板そのものは変っていません。

 以前は「いかにも雪国っぽい」という印象の駅舎でした。
▼2006年来訪時の駅舎の様子
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 2007年に解体された旧駅舎は改札口から1番ホームまでの階段にもしっかりとした雪囲いと融雪設備がに施されていました。

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 以前の駅舎は平屋でしたがしっかりとした構造でいかにも雪国の駅舎のたたずまいを見せていました。
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 階段の造りも非常に重厚。

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 かつてはは利用者で賑わっていたのでしょうか。出札窓口が2箇所も設置されています。2006年頃は白馬村の委託職員による乗車券発売がありました。
 
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 「JR信濃森上管理室」ってなんだろう。信号扱い社員の詰所でも有ったのでしょうか。。。
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 駅前は住宅が点在していて、ラーメン大学もあるので、昼間の食事な安心の模様(2006年現在)。駅に隣接して簡易郵便局も設置されています。

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 構内は当時も2面2線。3番線の線路は既に撤去されています。当駅は神城駅と違いいずれの線路にも両方向への出発信号が設置されています。スキー客で賑わっていた頃に設定されていた首都圏方面から当駅行きの臨時列車が2番線に進入した際の回送列車が白馬方向へ出るためのものだったのでしょう。

隣の駅@大糸線
上り:白馬駅OitoLine131.9km
下り:白馬大池駅OitoLine113.8km

※訪問日:2006年7月24日,2017年3月26日