西日本旅客鉄道株式会社 近畿統括本部京都支社
新田駅D11京都府宇治市広野町東裏
宇治駅管理の業務委託駅(委託先:株式会社JR西日本交通サービス)
🆋ICOCAの駅
令和3(2021)年12月訪問時の様子です
東口と西口で対照的な駅舎を持つ駅です。
こちらは木造駅舎が異彩を放つ西口駅舎です。昭和初期ぐらいの古い駅舎のようです。後述する東口が新築で設けられたことから、古さが際立ちます。
駅前の巨木は地元・宇治市の名木百選に選ばれているようです。
こちら西口からは徒歩10分弱で近鉄京都線の大久保駅に程近く、運賃面では近鉄のほうが割安で京都駅へアクセスができるので、そういう意味では苦戦を強いられているかも知れません。
西口駅舎内の様子です。自動改札機が2通路分設けられています。
西口きっぷ窓口の営業時間を示す貼り紙です。8時00分から20時00分の営業時間ですが、途中休憩時間が設けられていて、常時開いているわけではないようです。
平成30(2018)年にオープンした東口駅舎です。ついでに駅前広場が設けられ、とてもきれいです。
こちらも2通路分の自動改札機がありますが、こちら側は係員の配置はなく、青春18きっぷなどの自動改札機が通れない乗車券類の場合はインターフォンでセンターを呼び出し(西口係員ではないようです)、きっぷをカメラにかざして確認ののちに改札機を遠隔で開けてもらうことになります。
運賃表です。京都駅までは290円、京都市内までの最初の駅となる桃山駅までは240円、奈良駅までは420円となっています。
大阪市内の京橋駅まではJR線経由で1,170円(経路不問)ですが、当駅から歩いて数分の近鉄奈良線・大久保駅から丹波橋駅で京阪線に乗り換えるとは660円、当駅からJR奈良線で六地蔵駅乗り換えで京阪電車に乗り換えればなんと600円とほぼ半額でアクセスが可能になっています。
当駅の構内図です。
跨線橋から京都方面を見た図です。
当駅は旧来の跨線橋(上屋無し)とバリアフリーコースの跨線橋(密閉式)のハイブリット式になっていて、どちらを経由しても階段・エレベータのいずれもが利用できます。最初のうちは「どっちかでいいでしょ」と思ったもんですが、新型感染症が蔓延し、蜜を避けることが求められる最近はこれ、すごく優れものな仕様になっています。
こちらエレベータ設置時に新設された跨線橋の内部です。
階段です。階段には屋根はありません。
ホームは2面2線の対抗式で、上り方向は山城多賀駅から当駅までが単線(2023年には城陽駅まで複線化の予定)、下り方向は宇治駅までが複線となっています。
<当駅→JR小倉駅間の踏切施設>隣の駅@D奈良線
・(16k560m)当駅16.6km
・(16k692m)第二宇治踏切
・(17k074m)桐生谷踏切
・(17k368m)伊勢田踏切
・(17k853m)羽柏子踏切
・(18k439m)JR小倉駅18.4km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:城陽駅D122.1km
下り:JR小倉駅D101.8km
※訪問日:2021年12月24日
※漢字の書きが同じな新田駅@東北線はこちら↓