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東海旅客鉄道株式会社 新幹線鉄道事業本部運輸営業部
新富士駅■静岡県富士市川成島640番地
駅長配置の直営駅

 東海道新幹線では唯一の「新幹線単独駅」です。
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 新幹線高架駅の1階部分が駅舎になります。「富士山口」を名乗る北側出入口です。北口は名乗っておらず「富士山口」と呼称しています。こちら側は高架下建物躯体ではなく、高架からはみ出した建物はJR東海の関連会社がASTY新富士として店舗展開を行っています。

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 富士山口の駅前周辺図です。バス乗り場が1番から5番まで配置されていて、さらに企業送迎バスが発着できるバスプールゾーンが設けられていて、朝8時台を中心に送迎バスが頻繁にやってきています。路線バスはJR富士駅の他に吉原本町近辺の吉原中央駅やイオンタウン方面へのバスが発着しています。当駅から岳南電車に乗りたい方は吉原中央駅へ行くと便利かもしれません。

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 こちらは南口です。「南口」と呼称されていています。新幹線高架躯体はこちら側になっています。東横インやコンビニ(ファミリーマート)はこちら側が便利です。

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 改札口は高架下に1か所です。新幹線単独駅で、他のJR線がないため、改札はここだけです。

 当駅は昭和63(1988)年3月に掛川駅三河安城駅新尾道駅東広島駅と同日に開業している東海道新幹線の駅としては品川駅に続いて新しい駅です。当駅は「こだま」号のみが停車する駅です。当駅は前述の同時開業4駅と同様、地元自治体による請願駅で、設置費用のほとんどを地元自治体などが負担しています。

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 構内に設置されている案内図です。これによると改札内と改札外のトイレの位置が似たような配置になっていて、とても工夫されているなと感心してしまいます。富士山口側に「団体待合室」という場所があります。これはいったい?と思って確認したところ、多少広めな待合室であって、一般客である当方もバス待ちの間に座って待つことが出来ました。

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 改札脇のウォークインスタイルのJR全線きっぷうりば(みどりの窓口)にはJR東海・ずらし旅のマスコット「マドゥ」がお出迎えしてくれています。

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 改札内に入ると日蓮正宗の総本山として名高い大石寺の広告看板が出ています。この大石寺は当駅設置に深い存在だったりします。当駅が開業した昭和63年時点で、会員数が多く影響力が強い信濃町の学会さんが多数参拝に訪れることから、設置が請願された経緯があるそうです。

 ところが。。。

 ○×学会さんが日蓮正宗を破門されて以降は学会員さんの団体利用が消滅。そういった団体さんの利用が減少して現在に至っています。

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 前述の通り当駅は「こだま」のみが停車する駅で、それ以外の「ひかり」「のぞみ」は全列車が豪快に通過していきます。こだま号はおおむね30分おきに設定されています。
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 構内は複線上の2面2線+通過線構造です。
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 本線と副本線で架線柱が別個に設置されているのは、この駅が後付けの駅であることからのようです。


 ↑当駅の紹介動画です
<当駅→静岡駅間の踏切施設>
・(135k000m)当駅135.0km
・新幹線につきこの区間には踏切はありません。
・(167k440m)静岡駅167.4km
隣の駅@東海道新幹線
上り:三島駅■25.5km
下り:静岡駅■34.0km

※訪問日:2024年1月10日

※JR北海道の新富士駅はこちら↓