
東京地下鉄株式会社 大手町駅務管区新木場地域
新木場駅Y-24東京都江東区新木場一丁目6番
🆋PASMOの駅

東京メトロ有楽町線の終着駅で、車両基地の最寄り駅でもあります。有楽町線は起点の和光市駅とともに地上設置の駅となっています。駅周囲500メートル圏内の人口は600人ほどとなっていて、利用者の殆どが他社鉄道またはバス路線への乗り換えもしくは当駅周辺の事業所への通勤客ということになります。

駅正面の看板は東京メトロ仕様となっています。当駅は昭和63(1988)年6月に当時の営団地下鉄により有楽町線の駅として最初に開業した経緯からなのか、駅舎建物は東京メトロが管理しているようで、JRやTWRはそこを間借り(テナント)しているような格好に見えます。

貯木場があるなど木材に関する由来があるエリアなので、駅前の公衆電話ボックスは見事にログハウス調になっています。


駅前広場にはカナダと江東区の姉妹都市親善でトーテム・ポールが建柱されています。

有楽町線の改札口です。他社線の改札も同じフロアにあり、乗り換えの利便性はとても高いです。

東京メトロの運賃表です。最遠の320円区間は和光市駅のみとなっています。

有楽町線が乗り入れる西武線と東武線の連絡きっぷを発売しています。当駅から西武球場前駅までは小竹向原駅接続で640円です。

当駅の券売機には1つだけ色違いがあります。これ、東京メトロ仕様の特急券発売機能を有した券売機です。2008年から2011年までひっそりと当駅から本厚木駅まで運転されていた「特急ロマンスカー・ベイリゾート」がそれで、月に数回しか運行されないレアな列車のために特急券用券売機を設備していたんですな。
せっかく設置したので撤去するのもなんなので交通系ICカードのチャージ専用機として稼働させようとしたようです。と言っても特急券発売機能は設置で削いでいて、「PASMOチャージ」としか書かれていません。この券売機と同じ機種は北千住駅などの千代田線特急ロマンスカー停車駅に設置されています。

東京メトロの改札口に掲げられている駅名・ブランド看板のセンター付近には終車合図鈴ボタンがあります。

地上高架駅につき自然光が差し込む明るいコンコースとなっています。

改札内の駅事務室出入口付近にも木材を生かしたオブジェが鎮座しています。

ホームは1面2線ですが、辰巳方に転轍機はなく、到着列車は全て1番線に入り、降車確認後車両基地方向の引上げ線に入り、出発準備を終えて2番線で客扱いを行って辰巳方向へ出発していくサイクルを繰り返しています。
営団地下鉄時代の様子です

2002年4月撮影の駅名標です。この時は駅番号の付与はありませんでした。

駅舎は変わっていませんが、看板類に変化が見られます。右側の木材を活かした看板は現存していません。また、階段への屋根部の看板は営団地下鉄のSマークが見られますね。

降車ホームから引き上げる7000系電車です。ホームドアがない状態です。当駅にホームドアが設けられたのは平成25(2013)年6月です。
隣の駅@Y有楽町線
B線:辰巳駅Y-231.5km
A線:(終着駅)全長28.3km
※訪問日:2002年4月30日,2022年7月6日
※他社線の新木場駅はこちら
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