東京地下鉄株式会社 北千住駅務管区新御茶ノ水地域
新御茶ノ水駅C-12東京都千代田区神田駿河台三丁目先
🆋PASMOの駅
丸ノ内線・JR線の御茶ノ水駅とは別個の駅です。丸ノ内線とは御茶ノ水駅ではなく淡路町駅が当駅と同一駅扱いとなっていて、徒歩連絡での乗り換えが可能です。
位置関係はこんな感じ。最初に開通したのが淡路町駅を擁する丸ノ内線、続いて当駅を含む千代田線が別個の駅として開業しました。そこへ両駅を繋ぐかの如く都営新宿線の小川町駅が開業し、小川町駅が当駅と淡路町駅のいずれにも同一駅扱いの接続駅認定をしたため、意外と離れている当駅と淡路町駅が徒歩連絡による同一駅扱いとなりました。
丸ノ内線と千代田線の乗り換えは当駅ではなく隣の大手町駅での地下連絡の方が便利かも知れませんが、歩いてみると当駅での乗り換えと時間的にはそれほど変わりません。しかし当駅乗り換えの場合、改札外乗り換えである点や都営地下鉄小川町駅の構内を歩くという心理的な負担が大きく、不便さを助長しているのかも知れません。
地下構造の当駅は出入口が9か所あり、いずれも出入口番号の頭文字はBが付与されています。
↑はB3出入口です。この出入口は階段のみのアクセスとなっています。
すぐ隣には日本労働組合総連合会本部がそびえたっています。出入口躯体のデザインが連合本部のそれと統一感がありますね。
その3番出入口のすぐ近くにあるアーバントリニティビル1階にはB3出入口から派生したB3a出入口があります。このビルのエレベータが当駅B3出入口のバリアフリールートとして案内されています。
当駅はJR御茶ノ水駅までB3出入口から500メートル弱となっていて、連絡運輸契約が締結されているので定期券を購入の際は連絡定期券として1枚での発売が可能になっています。
そんなJR中央線への乗り換えにも便利な当駅の改札口は・・・
小川町交差点方面改札です。当駅にはこのほかに綾瀬方に聖橋改札があり、丸ノ内線御茶ノ水駅まで至近距離ですが、同駅は当駅と同一駅扱いになっていないので、丸ノ内線へは淡路町駅での徒歩連絡か大手町駅での乗り換えが推奨されています。
当駅小川町交差点方面改札の地下構内図です↑
当駅からの運賃表です。最遠運賃は原木中山・西船橋までの290円区間となっています。
他社線連絡きっぷ運賃表です。特急ロマンスカーが運行される千代田線の駅だからなのか、箱根登山鉄道線の箱根湯本駅までの運賃が記されていて、当駅でも購入が可能となっています。
ホームの内部はシールド工法っぽく円柱型にくりぬかれているのがよくわかる構造になっています。また、ホーム壁には様々な装飾が施されています。
そのデザインコンセプトが記された看板も出ています。
前述の通り当駅は都営新宿線(小川町駅)・丸ノ内線(淡路町駅)があり、それぞれ360メートル先・490メートル先にあって意外と距離があります。
2002年、2004年訪問時の様子です
駅番号付与以前の駅名標です。一見すると駅番号シールを貼る以前?と思いがちですが、よく見るとローマ字フォントが異なっています。また、隣駅表示の配置が異なっています。↑のままだと隣駅の駅番号シールを貼るスペースがありませんね。
夜のB3出入口(連合口)です。
こちらはB5出入口です。ここは都営新宿線小川町駅と千代田線が交差する小川町交差点が目の前にある出入口です。別個の駅ですが半蔵門線神保町駅までは歩いて600メートルの近さです。
2番線・綾瀬方面行きホームです。このころはまだホームドア設置がありません。当駅にホームドアが襲来したのは令和元(2019)年7月です。
隣の駅@C千代田線
B線:大手町駅C-111.3km
A線:湯島駅C-131.2km
※訪問日:2002年1月12日,2022年7月6日