shinyokohama
東日本旅客鉄道株式会社 横浜支社
新横浜駅JH16神奈川県横浜市港北区篠原町2937番地
小机駅管理の直営駅
🆋Suica(首都圏エリア)の駅・横市内の駅

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 横浜線の当駅は1994年ころまでJR東海が在来線駅業務を受託していて、篠原口(↑この画像のこと)の出札・改札業務や5・6番線ホーム監視業務もJR東海の制服を着用した係員により実施されてました(朝夕は隣の菊名駅のホーム監視も当駅のJR東海要員が担当していました)。
 中山駅を最寄り駅として生活をしていた自分にとって、JR東日本管内なのにJR東海の社員が在来線の世話をしている様子に、どことなく異国に来たような錯覚を覚えた駅でした。

 イオカード(2006年2月に運用終了)は自動改札機が改修されるまでは当駅だけは異国扱いで利用できませんでした。「JR東海管理の駅だから」という鉄道マニア以外理解できない理由を係員さんは一般の利用者さんにどのように説明していたのでしょうか。

 以下はそのJR東海管理部分の2001年の様子を掲載します。
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 北口の案内サインです。JR東海の駅らしくオレンジ色のラインにJR東海エリアではお馴染みの211系のピクトグラムです。なんなんでしょう、この心地よい違和感は。。。

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 この画像↑はSuicaサービス開始7か月前の2001年4月の北口の様子です。サイン類はJR東海仕様なのですが改札機はJR東日本仕様なのが違和感を誘います(改札機側面ディスプレイにイオカードのロゴ…)。

 この時代の在来線券売機のデザインも当然…
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 JR東海丸出しデザインでした。ところがディスプレイやコイン、カード投入口にご注目。普通にJR東日本仕様です。券売機はJR東日本仕様なのですが、ボタン類より上部はJR東海の券売機であることを装飾で主張していたのです。JR東海デザインなのにイオカードのロゴがあったり、JR東海デザインなのに「東京急行線」とあったり、違和感満載な券売機です。なおこの券売機で購入したきっぷは「海」の表記で「C」の地紋でした。
※現在はJR東日本仕様の券売機が設置・稼働しています。

 もちろんSuica導入直後も当駅はしばらくは「そういう(JR東海の駅)理由だから」でSuica対応にならなかったのは言うまでもありません。その後北口改札機の一部でSuica対応になった後も当駅の券売機だけはSuicaに対応せず、しばらくは横浜線ホーム内のニューデイズでなければチャージが出来ないという珍現象が発生していました(現在は解消しています)

 2002年に開催されたFIFAワールドカップTMが開催された際には駅舎外に急きょプレハブ小屋が設営され、ここで在来線用130円きっぷが発売されたのですが…
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 ここの看板のピクトグラムもやっぱり211系・・・。私(筆者)が1998年に大黒摩季さんのコンサートを横浜アリーナへ鑑賞に行った際、横浜アリーナのコンコース付近にこれと似たようなブースがあり「思い出は早く持ち帰ろう」というコピーが掲げられ、当駅→東京駅間の自由席特急券・乗車券を売ってたこともありました。意外と商売上手なJR東海さんです。

 現在の当駅は篠原口改札と在来線ホーム部分はJR東日本の管轄となり、移管当初の1995年ころは菊名駅配下でしたが、現在は小机駅配下となっています。

 篠原口側には「みどりの窓口」こそありませんが、JR東日本仕様の指定券券売機が改札内に設置されていて、当駅でも「えきねっと」の受け取りは可能です(逆に篠原口ではEX予約の引き出しはできません)。改札外から指定席券売機を操作して購入をしたい場合は改札係員に申し出れば可能です(JR東海改札側からでもOK)。

 北口はJR東海により改築され立派な駅ビルが完成して「さすが!のぞみ停車駅だな」といった貫禄が出ました。
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 改札口も面目を一新。
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 改札口は1箇所ながら在来線の当駅も混雑することが考慮され、格段に広く、また新幹線よりもわかりやすい個所から利用することが出来るようになりました。

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 北口の券売機もJR東日本仕様のものが設置されたのですが、よく見ると頭上の路線図のデザインの一部に自社主張が垣間見られるように見えるのは私だけ???ICカードの表記はやっぱりTOICAが先に来るのね。なお正面(北口)側の在来線改札業務はJR東海へ委託されていて、首都圏の在来線なのにJR東海の制服を着用した社員が対応しているという他のJR東日本の駅では味わえない違和感を体感できます。

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 整然と並ぶ自動改札機。改札機はJR東日本仕様ですが、頭上の看板や有人改札口の係員はJR東海さんです。

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 横浜線改札口から新幹線のりかえ口を見た図です↑えきねっとの受け取りは篠原口へと頭上のディスプレイが訴えかけています。よく見るとずらし旅の「マドゥ」の新横浜スタンプが見えますな。

 こちら正面口にはJR東海の「JR全線きっぷうりば(みどりの窓口)」と「旅行センター(JR東海ツアーズ)」があり、券売機も近距離きっぷ仕様のものだけが設置されているので、えきねっとや大人の休日倶楽部の商品などはこちら側では発券できません。そんなときは改札口へ申し出れば入場証を交付してくれて篠原口にあるJR東日本の指定券券売機で発券し、戻ってくることが出来ます。

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 在来線改札内コンコースの様子です。頭上にはJR東日本様式の看板類が林立しています。改札内ですがJR東日本仕様の指定席券売機が置いてあります。JR東海の券売機・みどりの窓口では発売が出来ないニーズはこちらへどうぞ。

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 正面口への階段事情スペースも上手に活用している看板類です。新幹線のりかえ口の看板様式はJR東日本様式ながらN700Sのピクトグラムが用いられています。

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 階段を降りるとJR東海の区画となり、看板類はJR東海様式になります。

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 横浜線ラッチ内のきっぷ売り場もJR東海の窓口となっています。こちらの窓口ではえきねっと発券はできないようです。

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 在来線の当駅は1面2線。隣の菊名駅の出口階段が東神奈川寄りにあったことから、そうでなくても混雑が激しい1号車付近なのですが当駅からもそれを狙った乗車が多く混雑に拍車がかかってしまいます。酷い時は乗れないことも…。日産スタジアムでのサッカーと横浜アリーナでのイベントと帰宅ラッシュが重なると阿鼻叫喚の混雑になり、東神奈川駅~小机駅(または中山駅)間に臨時列車が運転されることもあります。

 当駅には臨時特急の「はまかいじ」が停車します。JR東日本では特急料金の乗継割引制度が適用できる駅がめっきり減りましたが(新青森と越後湯沢、長岡、新潟、長野ぐらいでしょうか)、当駅で新幹線から「はまかいじ」に乗り換える場合(逆もOK)は乗継割引が適用されます。東海道新幹線はJR東日本ではありませんので。規則のウェブサイトにもはっきりと「新横浜から新下関までの各駅」と書かれています。

 E233系6000番台の各駅シール 
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 H008編成に貼付されたスタンプステッカーは当駅最寄りの横浜アリーナと新横浜ラーメン博物館の絵柄となっていました。
<当駅→小机駅間の踏切施設>
・(6k080m)当駅
6.1km
・(7k495m)新羽踏切
・(7k770m)小机駅
7.8km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
隣の駅@JH横浜線
上り:菊名駅JH151.3km
下り:小机駅JH171.7km

※訪問日:しょっちゅう使ってます。

※他社線の当駅はこちら↓