東急電鉄株式会社 日吉管内
新横浜駅SH01神奈川県横浜市港北区新横浜三丁目7番2号
日吉駅管理の直営駅
🆋PASMOの駅
東急線唯一の新幹線連絡駅です。相模鉄道(相鉄)の都心直通プロジェクトの一環で整備された区間上に設けられていて、当駅を境に相鉄と東急で運営を分担しています。
当駅の改札口は地下1階の横浜市営地下鉄ブルーライン・新横浜駅の中央改札口付近に2か所設けられています。地上で言うところでは環状2号と県道宮内新横浜線が交差する新横浜駅入口交差点付近の直下に当駅改札が設けられています。
内部では「A改札」と呼ばれている(らしい)北改札で、東急電鉄が管理しています。JR線への改札口へは後述のB改札よりも僅かに離れていますが、一般的にアナウンスされていない市営地下鉄のJR新横浜駅方面改札を経由する徒歩ルートを通ると案外便利です(市営地下鉄ルートの混雑懸念から案内はされていません)。
こちらは「B改札」と呼ばれる南改札です。相鉄が管理していて、市営地下鉄の改札を挟んでこちら側の改札口がJR線改札へ少しだけ近いとされています。
当駅は東急が関与する他の共同使用駅(渋谷・中目黒・目黒・横浜・長津田)と異なり、2つある改札口は相鉄管理・東急管理で別れていますが、「うちは相鉄だから東急のことは知らん」ということはなく、どちらで出入りしても均一のサービスが受けられます。ホームでの運行管理業務は相鉄方面を含め東急が一括管理をしています。
そういうこともあり、相鉄管理のB改札でも東急の乗車券類が購入できます。
各改札口の脇にはこのように自動券売機が仲良く並んでいます。
相鉄の運賃表です↓
隣の羽沢横浜国大駅(当駅から4.2km)までの運賃は通常5キロまでの運賃区分で190円(ICだと188円)なのかなと思いきや、当駅~西谷駅間は加算運賃が加味される関係で羽沢横浜国大までの普通運賃は230円(IC:228円)となります。当サイト筆者の最寄り駅である鶴ヶ峰駅までは280円(IC:279円)となります。運賃面での上昇の違和感を上回る利便性の向上感は半端なく、従来は横浜駅を経由するか、中山駅から相鉄バス乗り換えであったところが直通で3駅になりました。
こちらは東急線の運賃表です。渋谷駅・目黒駅・大井町駅・五反田駅・溝の口駅までは360円となっています。溝の口駅までは地上のバス乗り場から東急バスが第三京浜道路を経由する直行バスが便利ですが、こちらの運賃は500円(IC:450円)となっています。直行バスの利便性を選ぶか、自由が丘駅での乗り換えが発生する鉄道の低廉運賃を採るかは利用者次第ですな。
時刻表です。東急新横浜線には当駅折返しの列車が多数設定されています。相鉄新横浜線はその影響で東急新横浜線と比較して列車本数が絞られています。これは東京メトロ・東京都交通局所属の一部編成が6両編成で、8両・10両が基本の相鉄に対応できないことと、隣の羽沢横浜国大駅でJR線直通列車も捌かなければならない都合もあるのかも知れません。日中の相鉄新横浜線は当駅基準で毎時4本となっていますが、羽沢横浜国大~西谷間のJR線直通列車を含めると日中毎時6本となります。日中の相鉄線方向の列車は東急線から(へ)の直通運用となっています。
路線図は事業者ごとに分けて掲出されています。相鉄側は停車パターンこそ複雑化していますが新横浜線の追加程度で意外とシンプルな路線図となっています。東急側は目黒線系統と東横線系統で直通先が3パターンあり、すべての駅を掲載しているのでカオスっぷりが際立ちます。
浦和美園・西高島平・小川町・・・当駅からの直通先では馴染み深くない駅名が並んでいて、これを見るだけでもかなり暇が潰せます。
ホームは横浜市営地下鉄乗り場の更に下に設けられている都合上、地下4階となっています。意外と深いです。
構内は複線上の2面3線。都営新宿線・岩本町駅やJR総武線・西船橋駅のような形態です。中線は主に前述の東急線方向への折り返し列車に活用されています(22時台と24時台に相鉄方向への折り返し列車設定があります)。
ホーム上の様子です。限られた地下空間なので手狭感は仕方ないですな。ホームドアが完備されていて、サインシステムや自動で流れる構内放送のアナウンスは運行管理を担う東急電鉄仕様となっています。
隣の駅@SH東急新横浜線
上り:(起点駅)全長5.8km
下り:新綱島駅SH023.6km
※訪問日:2023年3月28日など
※他社線の新横浜駅はこちら↓