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北海道旅客鉄道株式会社 鉄道事業本部千歳地区
新夕張駅K20北海道夕張市紅葉山
駅長配置の直営駅(窓口営業は7:25-15:30・日曜/祝日は休業)

 平成29(2017)年6月訪問時の様子です。 
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 石勝線内の夕張エリアの玄関口的な駅です。夕張市内は当駅から分岐していた夕張支線沿いに人口が集中しています。

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 駅の扉の外は駐車スペースになっているものの、ここには路線バス等はやってこないことになっていますが、将来的には乗り換えの利便性を向上させるためにバス停機能をここへもってくる計画があるんだそうです。

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 ここの駅前広場にある駅名標モニュメントには当駅の旧来の駅名標のレプリカが設置されているのですが、当ページ下部に掲載している2003年撮影の同駅名標と比較すると文字フォントが異なっています。老朽化により塗り直しが行われ、文字も書き直しが施されたようです。

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 駅舎は高台にあり、その高台から階段を降りるとバス停留場にもなっているロータリー(旧紅葉山駅があった場所)があり、さらにその先には国道274号線が走っています。徒歩3分でセブンイレブンが、10分でセイコーマートがあって乗り換え時の食料調達にはそれほど不便しない好立地にあると言えます。

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 その駅前ロータリーにあるバス停留場には待合室が設けられていました。

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 駅前の「新夕張駅前」バス停からのバス時刻表です。左側の清陵町行バスは終点の清陵町バス停で新さっぽろ行きの急行バスに接続し、7時34分発のバスの場合は上野幌駅前通バス停に8時45分に大谷地駅バスターミナルに8時53分に到着することができます。また右の登川行きの終点ひとつ手前にある「楓駅前」と言う興味深いバス停にアクセスできる便利なバスもあります。ただし13時台のバスに乗って楓駅前・登川方面へ向かっても帰りの時間帯にはバスが終了しているのでご注意ください。

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 駅舎の中は改札頭上にあった電飾の列車発車案内がLED式に変更されています。また自動券売機がオレンジカード対応のボタン式タイプが撤去され、据え置きタイプのものに交換されています。このタイプはいつでも撤去や交換が可能で、JR北海道内では同じようにオレンジカードが使えたタイプの券売機を交換する目的で数を増やしています(士別駅、十勝清水駅など)。オレンジカードそのものは現在も全国主要駅の券売機で使用可能で、JR北海道では列車内で車掌さんが限定販売していたりしたほど熱心に売り歩いていのですが、券売機の老朽化にともない入れ替わりに搬入される券売機でオレンジカードが使えなくなるなど縮小傾向にあります。

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 当駅から新得駅までの間は普通列車の設定が無いため、普通乗車券のみで乗車が出来る特例が設けられていて、当駅の運賃表にもその旨の記載があります。あくまでも当駅~占冠駅~トマム駅~新得駅の相互間のみの特例であり、例えば追分駅からトマム駅まで全区間特急列車に乗った場合は特急料金が掛かりますが、追分駅~当駅間は普通列車で当駅~トマム駅間のみ特急列車に乗り換える場合は特急料金は特例により無料になります。

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 当駅の改札口付近には待合室もあり、ゆったりと列車待ちができたりします。飲料の自販機も完備されています。

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 当駅のホームの3,4番線側にはエレベータがありますが、1,2番線には設置がありません。利用が多いと思われる1,2番線には特急列車が多く停車することから、むしろそっちにエレベータがあれば便利なんじゃと。。。このエレベータは自由に使えるわけではなく、、、
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 貨物用エレベータとのことで係員の添乗が必須なんだとかで。なので利用に制限があり、窓口営業時間である9時00分から15時30分(日曜・祝日はお休み)までしか利用することが出来ません。そう言われると乗ってみたくなりますね、このエレベータ。

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 構内は単線上の2面4線。1,2番線ホームに特急列車が、3,4番線ホームは普通列車が主に使用していたようです。

 平成29(2017)年10月に訪問すると… 
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 駅前広場が整備されていて、バスのりばが駅のすぐ前に移設されています。これは夕鉄バスのダイヤ改正にあわせて10月1日より稼動しているようです。列車を降りてバスのりばまでの移動が軽減されとても便利になりましたが、逆に街中の人たちは階段でここまでやってこなければならなくなり面倒になってるのかな。。。それとも街中にもバス停があってここまで来なくてもバスに乗ることができるのかも知れません。

 なお、旧来のバスのりばはと言うと…
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 駅前にバス停が移設されたのでここを発着するバスは無くなりました。旧来の待合室のみが残っています。

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 ところで駅から見えるところにあったセブンイレブン夕張紅葉山店はいつのまに閉店…しているかと思いきや、至近距離に駐車場を拡大させてリニューアルオープンしています。一安心。

 2001年~2005年の当駅の様子です。 
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 1980年代っぽいつくりの鉄筋造りの駅舎の駅です。

▼楓駅があった頃の駅名標
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  新夕張といっても新幹線が通っているわけではなく、夕張支線の終点・夕張駅に対する新しい駅ということ。といっても当駅が元々このような駅名だったわけではなく、以前は「紅葉山」と言う駅名でした。
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 当時使われていた駅名は当駅の広場に保存展示されていて、いつでも誰でも見学が出来ます。

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 こちらは2014年に右隣の駅が楓駅ではなくなった最終日の午後に撮影した駅名標です。午前中に営業列車が走り終えた楓駅の存在は最終日の午後に存在が無かったことになっていたことになります。。。

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 2001年の訪問時の改札口の様子が↑です。改札口の頭上にある発車案内板がいい味を出しています。

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 特急停車駅なので窓口の営業もありますが、夕方と言うにはちょっと早い時間に閉店してしまうので、定期券等を購入するために来駅される場合は注意が要ります。しかも日曜と祝日は終日営業を行っていません。

 といっても営業時間外だからといって当駅は無人になるわけではなく、運転上の要衝であることから信号扱いのために24時間体制で係員が詰めています。以前は窓口に「営業時間外に硬券入場券・オレンジカードをお買い求めの際は2階の係員をお呼びください」と貼り紙があったりして商売熱心でした。

 待合室内には土曜・休日も営業しているキオスクがあったのですが、現在は営業をしていせん。当駅から5分程度歩けば24時間営業のセブンイレブン紅葉山店があるので(ここは2019年3月現在も営業中)飲食で困ることはそう無さそうです。


 当駅は石勝線の支線が分岐している他に、今は信号所となってる楓駅への乗換駅でもありました。
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 楓駅の特異性は楓駅のページで書きますが、当駅の乗り換え案内にも楓駅の案内が出ていまました。ところが、楓駅が廃止になった2004年3月12日の午後には既にこの楓駅の文字が消えてなくなっていたから驚きます。
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 この画像は在りし日の0番ホームの様子です。現在はホームが撤去されています。

 駅の前後にはトンネルがあり、ホームからの眺めは意外と爽快だったりします。
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 2004年3月7日をもって夕張支線でのタブレットの取り扱いが廃止され、ホームに駅社員が立つことは減りました。
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<当駅→楓信号場間の踏切施設>
・(42k950m)当駅
43.0km
・この区間に踏切はありません。
・(48k680m)楓信号場48.7km
隣の駅@石勝線
上り:十三里K192.8km滝ノ上駅K177.2km
下り:🚦K205.7kmオサワ🚦12.7km東オサワ🚦16.6km清風山🚦24.3km占冠駅K2134.3km
<当駅→沼ノ端駅間の踏切施設>
・(0k000m)当駅
0.0km
・(1k143m)7部通り踏切
・(2k471m)真谷地通り踏切
・(2k720m)沼ノ端駅
2.7km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
隣の駅@石勝線(夕張支線)
上り:(起点駅)全長16.1km
下り:沼ノ沢駅Y212.7km

※訪問日:2004年3月12日など多数
 JR北海道わがまちご当地入場券購入日:2019年4月1日(No.04??)
 JR北海道北の大地の入場券購入日:2020年4月1日(No.????)