shiomi
北海道旅客鉄道株式会社 鉄道事業本部苫小牧地区
汐見駅■北海道勇払郡むかわ町汐見一区
静内駅管理の無人駅
※2015年1月の高波被害により鉄道運行休止→2021年3月31日で営業終了、閉駅しました

 2020年6月訪問時の様子です 
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 原野の中にポツンと・・・という印象の無人駅です。1954(昭和34)年の開業からずっとこのスタイルを保っているんだそうで。

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 ブロック積みのシンプル構造で、一応電力線が引かれているため、照明は完備されている模様でした。

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 内部の様子です。どこから持ってきたのか、中古家具が並んでいました。この手のソファ、見た目はゴージャスですが、座ると埃が飛び散りそうで、、、むしろ木製むき出しのベンチのほうがありがたかったりします。そうしたソファー類とは対照的に頭上の照明具は見事な裸電球。

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 壁面には鉄道電話とスピーカー。このスピーカーは管理駅か指令所からの遠隔放送が流れたりするのでしょうか。仮にそうだとしても、ラッパタイプではなくオーディオに用いられるようなスピーカーというのはかなりシュール。。。

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 構内は開業以来ずっとこのような設備になっていて、単線上の1面1線でした。

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 ホームの苫小牧方にはツーマン運転時に運賃収受等を行うのに便利な屋根が設けられていました。

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 駅の周囲は原野に囲まれていて、汐見エリアの人口集積地帯(漁港付近)からは少し離れていました。

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 当駅を含む汐見エリアは国道235号から離れていて、道南バスの苫小牧~静内・平取線の汐見入口バス停から徒歩で40分程度かかります。そういう点で汐見エリア的には日高線はこの地域と地域外とを結ぶ貴重な足でもあったようでした。

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 列車代行バスは2019年7月末まで駅付近に停車していましたが、翌8月1日からスクールバス停車場と同じ場所へ移りました。

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 ここはスクールバス利用者向けの待合室があり、またJRの駅の位置よりも市街地にほど近く利便性が多少高まっているのかなと。

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 このバス停、なんと公衆トイレもあります。駅にはトイレは無く、このトイレはなぜここに設置されているのか、少々謎。。。

 2007年2月訪問時の様子です 
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 2007年訪問時の駅名標です。

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 漁港の近所に設置されていた無人駅です。利用者は居たものの集落が沿岸部に集中していて駅の周囲は気持ちいいくらいに何もなかったのが驚きました。待合室内はどこから運んできたのかわからないけど何故か豪華なソファーが設置されていました。

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 なので駅から離れた箇所にはこんな感じで宅地が並んでいます。 

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 踏切の向こう側から駅を望みます。ホーム1面があるだけという。

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 ホームは砂利敷きでした。

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 駅前から伸びる公道を内陸へ進むと徒歩40分程度で浦河国道(国道235号)に出ます。なお当駅の周囲にはコンビニエンスストア等、商店は見当たりません。

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 当駅ホームの苫小牧寄りには屋根が設置されていました。車掌乗務列車が設定されていた時代にはここで料金収受作業が行われていたのでしょうか?

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 構内は単線上の1面1線でした。
<当駅→富川駅間の踏切施設>
・(34k540m)当駅
・(40k011m)フエカップ踏切

・(43k140m
旭町通り踏切
・(43k640m)富川駅
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
隣の駅@日高線
上り:鵡川駅■4.0km
下り:富川駅■9.1km

※訪問日:2007年2月17日,2020年6月6日

※JR東日本の潮見駅はこちら↓