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南海電気鉄道株式会社 鉄道営業本部
汐見橋駅NK06-5大阪府大阪市浪速区桜川三丁目8番74号
無人駅
🆋PiTaPaの駅

 令和5(2024)年11月訪問時の様子です 
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 南海高野線の書類上の起点駅です。現在の高野線は南海線の難波駅を起点としています。昭和31年竣工の古い駅舎が大切に使われています。すぐ隣には平成21(2009)年3月に開業した阪神なんば線・桜川駅の出入口があります。阪神電車が駅名を「汐見橋」としなかったのは隣接して千日前線の駅があり、そちらが「桜川駅」を名乗っていたためそれに合わせたのかなと。

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 建物内部の様子です。大阪市内のターミナル駅とは思えない静けさ。レトロ感満載な構造になっていますが、一応自動改札機は完備されています。その頭上の路線図はリニューアルされていますが雰囲気を盛り上げています。

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 ↑旧来の出札窓口は閉鎖されていますが痕跡が残っています。

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 最新型の自動券売機が設置されていて、定期券の購入やICカードチャージにも対応しています。

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 運賃表です。なんば駅までは290円(OsakaMetroなら190円、阪神なんば線なら220円)、関西空港駅・和歌山港駅までは970円、フェリー運賃込みの徳島港まで片道利用が可能な「とくしま好きっぷ(2,500円)も当駅の券売機で購入可能です。
※とくしま好きっぷは南海線のどの駅から購入しても2,500円です

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 ↑時刻表です。表題は「岸里玉出方面標準時刻表」となっています。

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 令和6年11月撮影の路線図です。

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 構内は複線上の1面2線です。この画像の右側が1番のりば、左側が2番のりばです。2番のりばが使用されることはかなり稀なんだそうです。

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 1番のりばに停車中の岸里玉出行き電車です。


 ↑当駅が登場する動画です。

 平成15(2003)年5月訪問時の様子です 
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 駅番号(ナンバリング)が南海電鉄の各駅に導入されたのは平成24(2012)年からで、平成15(2003)年に撮影したこの画像は旧タイプかつ駅番号シールが貼付される以前のものです。平成24年のナンバリング導入直後はこの駅名標に当駅(NK06-5)と隣駅(NK-06-4)のシールが貼られたものだったようです。

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 リニューアル工事着手前の駅舎の様子です。特に古いままで場末感が半端なく、これはこれでレトロな雰囲気が出ていたように感じます。

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 改札回りの様子です。ハイテクなのは自動改札機と券売機のみで、それ以外はアナログな雰囲気が漂っています。

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 当駅の名物といっても過言ではなかった改札頭上の「南海沿線観光案内図」です。平成28(2016)年に老朽化で撤去され、現在はこの案内図を模倣したレプリカが掲げられています。

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 平成9(1997)年にオープンした大阪ドーム(現・京セラドーム大阪)は当駅から徒歩でおよそ20分。歩いて歩けない距離ではありませんが、現在は阪神なんば線の桜川駅が当駅に隣接していて、その阪神電車に乗れば僅か1駅220円でアクセスができます。

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 構内の様子です。前述の令和6年の様相とそれほど変化は見られませんね。

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 1番ホームに停車中の車両は2200系車両で、画像に写っているモハ2252は読売ジャイアンツで金田正一投手が400勝を達成した昭和44(1969)年(この年の南海ホークス飯田徳治監督のもとで勝率.397で6位)に落成し、令和5(2023)年に千葉県の調子電気鉄道へ移籍しています。


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 この時の当駅の時刻表が見える画像によると1時間当たり3本の列車が設定されていることがわかります。

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 1番のりばの車止めの様子です。赤く塗られた古い枕木が添えられているのはぜんざいと同じですね。
<当駅→芦原町駅間の踏切施設>
・(0k000m)当駅
0.0km
・(m)汐見橋1踏切
・(m)汐見橋3踏切
・(m)木津川4踏切
・(m)木津川5踏切
(m)芦原町駅
0.9km
隣の駅@高野線(汐見橋線)
上り:(起点駅)全長4.6km
下り:芦原町駅NK06-40.9km

※訪問日:2024年11月1日