東日本旅客鉄道株式会社 東北本部
白坂駅■福島県白河市白坂大倉矢見86番地
新白河駅管理の無人駅
ここからが東北です。隣の豊原駅同様、県境の駅っぽい静かな環境の駅です。豊原駅と当駅間にある黒川鉄橋の当駅寄りにJR東日本東北本部(旧仙台支社)と大宮支社の境界が設定されていて、当駅は東北線における東北本部の南端ということになります。といっても鉄道マニアとJR関係者以外に支社違いによる差は全く関係はありませんが。。。
当駅付近は一見すると市街地から離れた住宅が点在しているという印象がありますが、近隣には「しらさかの森スポーツ公園」や「アウシュビッツ平和博物館」があり、意外と見どころが多かったりします。
「しらさかスポーツ公園」には「白河グリーンスタジアム」があり、ルートインBCリーグ・福島レッドホープスの主催試合や練習に使用されることがあります。当駅からは徒歩25分程度ですが、行程上や公園周辺には飲料の自販機こそあれど、コンビニエンスストア等の商店は一切無く、またレッドホープスの試合開催時には一応飲食売店はあるもののそれほどバリエーションが多いとは言いがたいので、可能であれば新白河駅もしくは黒磯駅や宇都宮駅などの乗り換え途中にエキナカでの物色をオススメします(飲料なら球場内でも自販機で購入可能)。
しらさかの森スポーツ公園までは当駅の豊原・東京寄りにある踏切を横断して駅の裏側へ出て、工業団地付近をひたすら歩くと相模ハムの工場の間から球場っぽいバックスクリーンが見えてきます。
「アウシュビッツ平和博物館」…偉く重そうなテーマを扱った博物館です。博物館サイトによれば「過去の歴史的事実を正しく次世代へ伝え、命の尊厳と平和の価値について共に学んでいくこと」とかなり素晴らしいことが書かれていますが、なぜそれが白坂地区なのかは少々謎です。時間があれば行ってみたいなと。
「しらさかスポーツ公園」には「白河グリーンスタジアム」があり、ルートインBCリーグ・福島レッドホープスの主催試合や練習に使用されることがあります。当駅からは徒歩25分程度ですが、行程上や公園周辺には飲料の自販機こそあれど、コンビニエンスストア等の商店は一切無く、またレッドホープスの試合開催時には一応飲食売店はあるもののそれほどバリエーションが多いとは言いがたいので、可能であれば新白河駅もしくは黒磯駅や宇都宮駅などの乗り換え途中にエキナカでの物色をオススメします(飲料なら球場内でも自販機で購入可能)。
しらさかの森スポーツ公園までは当駅の豊原・東京寄りにある踏切を横断して駅の裏側へ出て、工業団地付近をひたすら歩くと相模ハムの工場の間から球場っぽいバックスクリーンが見えてきます。
「アウシュビッツ平和博物館」…偉く重そうなテーマを扱った博物館です。博物館サイトによれば「過去の歴史的事実を正しく次世代へ伝え、命の尊厳と平和の価値について共に学んでいくこと」とかなり素晴らしいことが書かれていますが、なぜそれが白坂地区なのかは少々謎です。時間があれば行ってみたいなと。
簡素な待合室のみの駅舎内には椅子が数脚設置されています。待合室内には新白河駅からの遠隔監視カメラが設置されています。
ホームの手前には案内文が掲示されています。「当駅は停留場となりました」との書き出しを理解できる鉄道マニア以外の人はいるのだろうか。。。当駅が現在のような単純配線(停留場)になったのは東北新幹線開業と引き換えに特急列車が大減便された1982年で、無人化されたのは1985年です。なお、当駅のご意見やご要望は新白河駅長が承るそうです。
当駅は従来、東海道新幹線・三島駅のように真ん中に島式ホームが1本設置され副本線が上下に1本ずつ配置してあり、その上下の外側に通過線が敷設されていたんだそうです。ところが前述の新幹線開業後に通過列車が激減したこともあり無用な線路は剝がしてしまおうということで、当時の配線のうち上りの旧1番線(副本線)と下りの本線を撤去しています。
現在の1番線は1982年以前までは上りの通過線となっています。あとから追加設置したホームなので、2番線のホームと比較して新しいです(といっても1980年代のものですが)。
豊原駅と当駅の間は複線ですが上下線が離れているのでまるで単線のような風情があります。
構内は複線上の2面2線。現在ではポイントも撤去されて停留場スタイルの駅となっています。あっ、こういうのを停留場というのです。
2005年1月の様子です。
2002年に改築されて新しくなっている駅舎です。当然2015年に再訪したときと同じものです。
駅前の様子もあまり変っていませんが、撮影した季節が異なっています。冬の風情はこんな感じです。
「当駅は停留場となりましたので…」の看板も2005年から変っていません。
構内の様子も2015年と変っていないことがわかります…が。。。
駅名標が2015年訪問時のものと異なっています。
跨線橋は全く変っていません。
貨物列車が力強く通過していきます。
構内の配線は2005年も2015年も全く変っておりません。
2005年1月の様子です。
2002年に改築されて新しくなっている駅舎です。当然2015年に再訪したときと同じものです。
駅前の様子もあまり変っていませんが、撮影した季節が異なっています。冬の風情はこんな感じです。
「当駅は停留場となりましたので…」の看板も2005年から変っていません。
構内の様子も2015年と変っていないことがわかります…が。。。
駅名標が2015年訪問時のものと異なっています。
跨線橋は全く変っていません。
貨物列車が力強く通過していきます。
構内の配線は2005年も2015年も全く変っておりません。
<当駅→新白河駅間の踏切施設>隣の駅@東北線
・(181k990m)当駅182.0km
・(184k891m)第二高山踏切
・(185k330m)新白河駅185.4km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:豊原駅■3.7km
下り:新白河駅■4.2km
※訪問日:2005年1月9日,2015年9月12日