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北海道旅客鉄道株式会社 函館支社
知内駅■北海道上磯郡知内町字湯の里
木古内駅管理の無人駅
※2014年3月14日に営業を終了し、現在は信号場となっています。

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 「道の駅 しりうち」の立派な建物のわきにひっそりと併設されていました。「道の駅」はこんな感じ↓
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 有名演歌歌手・北島三郎氏の実家最寄り駅のようで、駅そのものは小ぢんまりしていましたが、併設施設のトイレやら物産館やらが大きいのでそちらの設備は便利でした。その公衆トイレではサブちゃんのヒット曲がなぜかスピーカーから流れる中、用を足すことができるありがたいサービスがありました。
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▲駅舎設備よりも立派なのは内緒

 定期の停車列車が上下合計2往復(4本)が停車していました。
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 ↑訪問時の時刻および情報です。

 当駅は海峡線開業時、「新湯の里」と言う名の信号場でした。信号場といっても海峡線は複線なので行き違いのための場所ではなく緊急時の避難所的な意味合いが高かったりしますが。だからなのかホームには無数の消火設備が設置されています。
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 駅近くのバス停からは木古内駅~江差ターミナル行のバスが日中ほぼ1時間おきに出ています。知内駅前⇔木古内駅前所要30分500円。訪問時の時刻および情報です。
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 知内駅周辺は集落と併設の物産館以外に商業施設や店舗はは何も無く、住宅が数件ある程度。いわゆる知内市街と呼ばれる場所はおよそ7キロ先にあります。とても歩ける距離ではありませんが、木古内駅行きのバスを利用すれば便利でした。その中心部にはローソンやセイコーマートも出店していて案外賑わっています(1994年の訪問時の話です)。

 知内といえばは1988(昭和63)年1月31日に廃止された旧松前線の渡島知内駅を思い出します。渡島知内駅は6時18分から21時18分の間に7往復の列車が行き来していました。現在は1日2往復。まぁ駅が無いよりも2往復でも列車が停車すれば良かったのかなと。
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 隣の駅@海峡線
上り:吉岡海底駅■20.5km
下り:木古内駅■11.8km

※訪問日:1994年1月3日