西日本旅客鉄道株式会社 近畿統括本部大阪支社
城北公園通駅F05大阪府大阪市旭区赤川1丁目1番3号
放出駅管理の業務委託駅(委託先:株式会社JR西日本交通サービス)
🆋ICOCAの駅・大阪市内の駅
旭区(※)で初めてのJRの駅です。といってもおおさか東線はそのまま旭区と都島区の境界線となっていて、↑は都島区側となる「蕪村口」と名付けられた出入口です。
※横浜市の旭区にはJRの駅はありません。
高架下を通ると旭区側に出ます。それにしてもとても2019年春に開業した新路線の高架下とは思えない風情です。これはおおさか東線が従来から敷設されていた城東貨物線を転用した路線だからであり、そういう意味では完全な新線ではないことをこの高架下が訴えているように見えてしまいます。
こちらは旭区側の東口出入口です。JR線としての大阪市旭区の駅は当駅のみです。当駅から旭区役所へは徒歩でおよそ20分かかります。区役所の公式サイトは徒歩10分でアクセスできる京阪電車森小路駅か大阪メトロ谷町線千林大宮駅からを推奨しています。
当駅の名称となっている「城北公園通」は当駅の新大阪駅寄りに交差している片側2車線(計4車線)の幹線道路で、そこから旭区へ向けてしばらく歩くと道路名や駅名の由来となっている城北公園があります。
駅の蕪村口を出てすぐの道路付近にある公園は城北公園ではありませんが、興味深い公園です。
古いバスが物置代わりに置いてあります。ここは「大東さくら児童公園」というそうで、このバスは昔大阪市内で営業をしていたトロリーバスの廃車体なんだそうです。大阪市内のトロリーバスは1970年代に廃止されていて、実車は大阪シティバス森之宮車庫にて非公開保管されているそうです。ここではかつての面影は望めませんがこのように見ることは出来ます。
前述の通り、当駅の西側出入口(都島区側)は蕪村口といいます。一部ファイターズファンには有名な存在の「ぶそんくん」とは無関係ですが、ぶそんくんの由来はこの「蕪村」と見て間違いなさそうです。
構内にも蕪村生誕の地をアピールしてあります。
改札口は高架下に1箇所です。他のおおさか東線中間駅同様、当駅もみどりの窓口は設けられておらず、指定席券売機(みどりの券売機)が設置されています。
高架下改札内コンコースの様子です。
当駅のステーションカラーは青です。
駅構内は複線上の2面2線。直通快速は通過し普通列車のみが停車します。
隣の駅@Fおおさか東線
上り:JR淡路駅F042.1km
下り:JR野江駅F062.2km
※訪問日:2019年4月7日