
東日本旅客鉄道株式会社 八王子支社
白丸駅JC73東京都西多摩郡奥多摩町白丸62番地
青梅駅管理の無人駅
🆋Suica(首都圏エリア)の駅
令和5(2023)年7月訪問時の様子です

東京都内であることを疑いたくなる場末感が半端ない無人駅のエントランス部です。後半に掲載の平成16年の画像と比較してみてください。階段を上がったところに駅機能を集めた建屋が設置されています。

駅の外の様子です。白丸エリアは国道411号から高台に上った場所にあります。

駅頭の建屋には平成29(2017)年1月まで稼働していた自動券売機(ICカードチャージ機能付き)が撤去され、その跡地に乗車駅証明発行マシーンが置かれています。

JR東日本が発売しているオフピーク定期券のポスターによると、当駅の利用ピーク時間は5:50~7:20とあります。訪問時のダイヤでこの時間に発車する上り列車は6:07・6:34・7:13の3本。7時13分発の青梅行に乗ると青梅で通勤快速に接続し、立川8:24・新宿8:59・東京9:14となります。

発車時刻表です。平日と土・休日でダイヤが大幅に異なっています。

運賃表です。ピンボケでわかりづらいですが、奥多摩までは150円、青梅までは320円(IC:318円)、立川までは660円、新宿・池袋までは1,110円、東京までは1,280円となっています。余談ですが拝島駅で西武線へ乗り換えると高田馬場でJR線へ戻るルートでも池袋までは100円程度安くなります。

自動改札機はICカード専用の簡易改札機が設置されています。

乗車駅証明書発行マシーンが格納されている建物とICカード簡易改札機の位置関係はこんな感じです。

ホームの奥多摩方にはドーム状の待合室が設けられています。

改札機と待合室の位置関係はこんな感じ。

ホーム内には民家の門扉があり、いきなり家がある当駅の見どころの一つとなっています。

当駅の名所案内です。

ホーム上の様子です。
平成16(2003)年8月訪問時の様子です

平成16年訪問時の駅名標です。旧国鉄様式のデザインがそのまま使われていました。

これが駅です。生活に密着していて民家の表玄関がホームと直結している仰天構造の駅です。

歴史的経緯があってのこの構造なのでしょうけど飯田線の奥地にある駅もびっくりの地域密着ぶり。

ホームの出入口付近にはICカードチャージ機能を持った自動券売機が稼働していました。ICカードが残高不足で降車で機内場合はこちらの券売機でチャージをした上で簡易改札(出場用)へタッチすればOKでした。

このたたずまいに癒されるのは私だけでしょうか。

ホーム上に簡易改札機が置いてあるシーンはちょっとシュール。

昭和19(1944)年に開業した歴史がある駅のようです。

駅の構内から出入りをする床屋さんもあったりして。。。

敷地も手狭で、ここに駅があることそのものが奇跡のようです。

そんな当駅の周囲は散策にもってこいで、歩いて奥多摩駅まで行けばいい運動にもなります。

トンネルが近くにあり、山に挟まれていることがよくわかります。

しかしここが東京というのがにわかに信じられませんが、ここも立派な東京です。

構内は単線上の1面1線。普通列車のみが停車します。
<当駅→奥多摩駅間の踏切施設>隣の駅@JC青梅線
・(35k210m)当駅35.2km
・(36k848m)学校通踏切
・(36k990m)奥多摩駅37.2km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:鳩ノ巣駅JC721.4km
下り:奥多摩駅JC742.0km
※訪問日:2003年8月30日,2023年7月