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北海道旅客鉄道株式会社 鉄道事業本部苫小牧地区
静内駅■北海道日高郡新ひだか町静内本町5丁目
日高線運輸営業所管理の直営駅
※2015年1月の高波被害により鉄道運行休止→2021年3月31日で営業終了、閉駅しました

 2001年に訪問したときの様子です。 
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 2001年2月に完成した新しい駅舎の駅です。日高線では数少ない鉄道会社社員が配置されている駅です。

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 運転本数が少ないので改札口はシンプルな窓口構造。日高線では苫小牧駅と当駅だけとなっていた列車別改札を実施していました。

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 ホームは1番線と2番線があります。

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 2番線へは様似方にある構内踏切を横断します。

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 構内は単線上の2面2線。日高線内の中では貴重な列車行き違い可能な駅です。

 2017年10月に訪問した様子です。 
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 2015年1月以来、列車が来なくなった様子を見てきました。

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 駅舎は鉄道駅とバスターミナルが合築されています。

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 鉄道駅部分はこちら。とても立派な作りです。出入口付近に「そば」の幟が見えます。当駅では道内でも稀有な構内蕎麦屋さんが営業しています。

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 建物財産標によれば2001年に竣工したことを示しています。

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 駅前はロータリーが構築されていて、バスのほかにタクシーも常駐していて沿線随一の都市の面目を保っています。

 ここ静内エリアは浦河国道沿いに様々なお店があって、イオン静内店にはケンタッキーやミスドなども入店していて「殆ど都会」といってもいいような感じもします。マクドもすき家もありますよ。

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 駅舎内は有人駅なのでとても活発。パンフレットやポスター類も最新のものが揃っています。浦河駅と異なり駅社員が終日配置されているだけのことはあります。

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 券売機まで設置されている駅は日高線内では当駅と苫小牧駅だけです。しかもタッチパネル式という気合いの入れようです。

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 駅舎内にはそば屋さんもあり、列車代行バス以外の利用者さんにも旺盛に利用されているようです。

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 当駅は列車代行バスの運行上の要衝で、鵡川駅~当駅~様似駅で系統が分離していました。運用されるバスの事業者さんが様々で、そのバスの車体の色を紹介するポスターが掲示されていました。

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 当駅のJR北海道わがまちご当地入場券はみどりの窓口で発売していました。運転関係の係員は終日配置ですが、営業係員(みどりの窓口)は7時20分から18時40分までの営業です。

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 かつて列車が発着していたホームにお邪魔します。すぐに列車がやってきても不思議ではない様子ですが、線路は赤錆びていて現実を突きつけられます。

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 訪問した日、(日曜日なのに)ちょうどJR北海道の社長さんをはじめ幹部社員さんが視察に訪れていて、現状認識を新たにされておられました。
 当駅は一部を除く日高線内の信号制御を一手に引き受けていて、列車は来ずとも苫小牧駅~鵡川駅間の列車運行に関与している運行上重要な役割を持つ駅でもあります。もし日高線の不通区間を一部でも廃止するという話になったとき、当駅が受持つ機能を苫小牧駅か鵡川駅、もしくは札幌の指令所へ移設しないと話しが具体的に進展しないという事情があったようです。

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 春先は桜が咲き誇るキレイな並木が有名なんだとかで。
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 「桜舞街」で「オーマイタウン」と読ませるセンスがいいなぁ。

 2019年12月に訪問した時の様子です 
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 2019年11月に訪問したときの駅名標です。一見すると普通の駅名標ですが、暴風雨の被害なのか白い塗色が剥げ落ちていて多少の無残さが出ています。

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 1番線の様似寄りの駅名標はもっと無残・・・駅名標の照明具は外れてしまい、右の名所案内の照明具は壊れかかっています。

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 列車がやってこない構内です。

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 ん?2番線ホームの屋根が吹き飛んでいますよ。これも台風被害なのかな?その右の駅名標の照明器具の朽ち果て方もかなりシュールでした。

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 これでも一応「改札内」なので、ここに入る際は入場券が必要でした。

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 構内踏切です。その奥に見える集合住宅はJRさんの社宅?と思いきや、自衛隊さんの官舎のようです。

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 列車は来ませんが、有人駅として機能していました。みどりの窓口は列車がやってくる駅と同じように稼働していて、意外と利用者が多く、私が訪問した時も北陸新幹線の利用相談を受けていたりと、地域の旅行相談所としても機能しているようでした。

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 改札口の頭上にある列車発車案内電飾。これが点灯することは結局ありませんでした。

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 当駅はJR駅としての部分の他に、売店や蕎麦屋さんなどが入居していて賑やかな印象です。

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 券売機の頭上には運賃表が掲げられています。鉄道の代替なので鉄道会社の賃率で計算されています。苫小牧までは2,100円(所要時間約2時間10分)となっています。
 ほぼ平行して設定されている道南バスの静内駅前~苫小牧駅前間の運賃は現金で1,500円(所要時間約2時間半)と割安となっています。

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 券売機はこのようになっていました。日高線各駅までと札幌駅までのきっぷはワンタッチで購入ができました。またメニューボタンを操作で苫小牧からの自由席特急券も購入ができました。
 なお、現在は当駅発着の「おとくなきっぷ」の設定はありませんが、苫小牧発着の乗車券往復きっぷを組み合わせれば少しは安く札幌へ行くことができました。
当駅→苫小牧 2,100円
苫小牧→札幌(乗車券往復きっぷ) 1,140円 合計3,240円(普通乗車券だと3,630円)
※道南バスペガサス号 静内→札幌 2,450円
※苫小牧まで道南バスで行けばさらに安上がりですが、それならペガサス号の利用をお勧めします。
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 駅舎外観はご覧の通りです。

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 代行バスは駅前から発着していました。
<当駅→静内海水浴場駅間の踏切施設>
・(82k130m)当駅
82.1km
・(82k296m)賀集通り踏切
・(83k970m)入舟通り踏切
・(86k440m
付近)静内海水浴場駅86.4km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
隣の駅@日高線
上り:新冠駅■4.9km
下り:静内海水浴場駅(臨時駅)■4.3km東静内駅■8.8km

※訪問日:2001年11月12日,2017年10月22日,2019年12月6日,2020年6月6日など
 JR北海道わがまちご当地入場券購入日:2017年10月22日(No.1854)
 北の40入場券購入日:2019年12月6日(No.0109)
 JR北海道北の大地の入場券購入日:2020年8月15日(No.1409)