shogunzan
北海道旅客鉄道株式会社 旭川支社
将軍山駅(A36)■北海道上川郡当麻町北星2区
上川駅管理の無人駅
※2021年3月12日で営業終了、閉駅しました

 平坦な土地に突如盛り上がる丘陵。それが「将軍山」。ここでいう「将軍」とは徳川でもなく豊臣でもなく金正日でもありません。永山武四郎(1837-1904)という鹿児島出身の軍人さんのことなんだそうです。紆余曲折を経て明治時代に北海道庁長官として活躍。札幌市中央区には邸宅が保存されるほどの人物なんだそうです。

 2019年10月訪問時の様子です 
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 ここが将軍の山とされる駅でした。駅前の道路は「当麻町道9条道路」というそうで、↑画像の右へ進むと徒歩10分強で幹線道路の国道39号に出ます。

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 9条道路から駅を望む図です。

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 国道39号はこんな感じ。バス停留場スペースが設けられていて、ここが「当麻25丁目」のバス停で、旭川駅前から上川層雲峡と愛別を結ぶ路線が設定されています。愛別駅行は1日3本、層雲峡行は同7本、旭川行は10本が運行されています。

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 平仮名の「へ」の字形状でブロック積みの待合室が当駅のアイコンとなっていました。

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 駅前には自転車が1両置いてあり、当駅のメインユーザーさんのものなのかなと。

 JR北海道の公開資料によれば、当駅発着の定期券は旭川駅までで1枚が通学で発行されているとのこと。また、同じ資料に掲載されている当駅の1日平均乗降客数は2.2人。周辺の各駅と比較すると北日ノ出駅、東雲駅よりは多いものの、10人以下となっていて、鉄道が担う必要があるのか議論が必要な数値なのかなと。

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 そんな当駅には一応トイレが設置されています。下水処理がどうなっているのか気になるところですが、、、

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 建物内には建物付随の椅子の他にどこから持ってきたのかよくわからないソファと廃車から持ってきたであろう椅子が置いてあります。

 この訪問時、どこから迷い込んできたのかスズメ(鳥)が2羽も建物内で「外に出して~」と言わんばかりに暴れていて、透明のガラスに体当たりして脱出を試みてたところ。その体当たりで暴れるスズメの動きに怯えながらの撮影だったので、待合室でのんびり寛ぐこともできずとっとと撤収。。。そんな中での撮影だったので、これしか撮れませんでした。

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 そんなスズメに怯えながらどうにか撮影した苦心の画像はこちら。
 当駅はこの区間を走行する普通列車の一部が当駅に停車しないので、時刻表を見ると下り上川方面行は4本で、朝の設定はなく14時台までありません。その後は16時台に1本、18時台に2本(うち1本は伊香牛止まり)が設定されています。上り旭川行は午前中に手厚く4本、夕方に1本の計5本と下り列車と比較して1本多く設定されています。

 運賃は旭川駅まで540円、上川駅までは640円。対する道北バスは当麻25丁目から旭川駅までが550円、上川駅前までは1,040円(2019年10月の運賃改定後の金額です)。旭川駅までは殆ど差が無く、逆に上川駅までだと400円もの差が出ていますが、これはバスとJRの運賃率の違いなのかなと。

 スズメの襲来に怯えながらの待合室滞在は10秒以上と耐えられず、とっとと撮影を終えて撤収。shogunzan_soto
 ホームは古いコンクリ平板が新しいものに交換されています。

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 14時台の上川行列車を送り出す様子です。

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 構内は単線上の1面1線。前述の通り一部列車が停車しないので、ご利用は計画的に・・・。

 2007年1月訪問時の様子です 
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 駅番号付与以前の駅名標です。

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 ブロック積みの待合室がポツンと設置されています。

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 駅の周囲は田畑が広がり、関連しているかどうかは不明ですが民家が数件ある程度。北日ノ出駅と同様、仮乗降場として1960(昭和35)年に開業していてそこそこの歴史があるようですが、正式に「駅」として昇格したのは旧国鉄の分割民営化を見越した時期の1987(昭和62)年。
 
 待合室には以前「将軍山駅待合所」の看板が掲示されていたそうですが、訪問をした2007年1月段階では風雪に耐えられなくなったのか、跡形だけ残して消えてしまってました。

 その待合室ですが、訪問時点で室内には電灯類は一切無く、季節によっては18時台の列車を待つときは少々不安を覚えます。
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 なぜかソファと自動車用シートが置いてあって少々ゴージャスな気分にもなれますが…。
 
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 構内は「(元)仮」を繁栄して単線上の棒線配線でした。

隣の駅@石北線
上り:当麻駅(A35)■3.5km
下り:伊賀牛駅(A37)■2.1km

※訪問日:2007年1月14日,2019年10月17日