
北海道旅客鉄道株式会社 鉄道事業本部
砂川駅A20北海道砂川市東2条北3丁目
社員配置の直営駅
2017年10月訪問時の様子です

A20の駅番号が付与された駅です。

立派な駅舎の隣には2006年に完成した自由通路があります。駅前にはロータリーがありますが、ここへはバスは入ってこず、駅から少し歩いた砂川市民病院バス停が砂川市内のバスターミナル機能が集積しているようです。

国道から少し入ったところに駅前広場が構築されています。

札幌駅~旭川駅間の特急停車駅で自動改札機が設置されていない唯一の駅です。また、改札・出札の営業時間が6時40分から18時30分と意外と短めなので、この時間以外に停車する車掌乗務列車は車掌さんが改札業務をしています。

当駅のJR北海道わがまちご当地入場券はみどりの窓口で販売しています。

券売機の頭上に掲出されている運賃表ですが「近距離きっぷ」というわりに随分と広範囲だったりします。

ホームは駅舎に面している側が3番線で、駅舎からもっとも離れているホームが1番線を名乗っています。

ホームの跨線橋は今でこそ短くなっていますが、その昔に上砂川支線が健在であった頃は更に長く伸びていました。その様子は自由通路に写真と柱として使われていたレールが飾られていて当時を偲ぶことが出来ます。


↑の跨線橋は右方向へ長い通路が延びていたわけですな。

また、2番線と3番線の間には中線があったと思われるスペースが残っています。

1番線は実質的な予備ホームと化しているようです。


構内は複線上の2面3線で、宗谷とオホーツクの一部を除く特急も停車します。
2003年訪問時の様子です

駅ナンバリング制定以前の駅名標です。雪に埋もれた駅名標が豪雪地帯を物語ります。

2017年10月の当駅と同じ駅舎建物ですが、建物左側の自由通路はこの段階では未着工で姿はありません。
当駅は函館線の支線が分岐していました。

上砂川支線は1994年5月15日で廃止された函館線の支線で、当駅から上砂川駅までの7.3キロの路線で、支線とはいえ函館線とは完全にダイヤが分離していました。この支線ののりばは1番から3番線から遠く離れた場所にポツンと設置されていました。

当駅は直営の有人駅ではありますが、2012年現在6時40分から18時30分と特急停車駅としては短い部類でしか係員が常駐していません。これ以外の時間帯は車掌が改札口にダッシュし改札業務を行うようです。

営業時間外に↑の用事があるときは滝川駅から係員がやってくるのであれば安心してJRを利用することが出来ますな。


構内は2面3線。駅舎に接しているホームは3番線となっています。
なお特急は当駅を出ると次は隣の滝川駅に停車します。普通列車の本数が特急列車よりも少ないときでももちろん滝川駅までの特急料金をしっかり払わなければならないのは言うまでもありません。
隣の駅@函館線
上り:豊沼駅A19■3.2km
下り:滝川駅A21■7.6km
支線:下鶉駅(閉駅)■3.7km
※訪問日:2003年3月4日,2017年10月21日
JR北海道わがまちご当地入場券購入日:2017年10月21日(No.2279)
JR北海道北の大地の入場券購入日:2021年12月21日(No.3143)