東日本旅客鉄道株式会社 首都圏本部
田端駅JK34JY12東京都北区東田端一丁目17番1号
駅長所在の直営駅
🆋Suica(首都圏エリア)の駅・東京都区内の駅・東京山手線内の駅
山手線内の駅でも地味な部類の駅です。乗り換えのお世話にはなれど、改札を抜けて利用する人はそれほど多くなく、1日の平均乗降客数は鶯谷駅・目白駅に次いで少ないそうです。といっても4万7千人なのですが。。。
↑は駅ビルを擁する北口駅舎です。人工地盤上に設けられていてとても大きな駅ビルになっています。
駅の外は東北新幹線の向こう側にJR東日本
北口改札口です。エキナカ店舗は充実していますが、当駅はみどりの窓口が2014年に廃止されていて、指定席券売機が稼働しています。
巨大なドーム型屋根があります。
下から見るとこんな感じ。大阪駅に似てると思うのは私だけではないでしょう。
当駅の周辺図。これによると当駅からは貨物線が分岐していることがわかります。これは常磐線の貨物線で、この先三河島駅で常磐線と合流します。
そしてよく見ると駅ビルがある北口の他にもう一つ、南口があります。
駅ビルがある北口と比較するとかなり小さい南口。「山手線の駅です」といわれてもかなり説得力に欠ける小ささです。
出入口に貼付されている建物財産標によれば1928(昭和3)年に竣工した建物のようで、取材日当時で築91年。
駅前は軽い勾配になっていています。代官山っぽい?
そんな小さな南口駅舎内は自動改札機が2通路。こちらの改札には係員は配置されていません。花の都の山手線にあって唯一の無人駅でもあります。
自動券売機は定期券やSuicaが発行できる多機能型が1機設置されています。指定券はこちら側では発行できないので北口の指定席券売機を使うか、別の駅のみどりの窓口へどうぞ。
ホームから南口駅舎への跨線橋も手狭です。駅舎へのアクセスの他に京浜東北線⇔山手線相互の乗り換え通路としても機能しています。
ホームには南口についての注意書きが記された看板が出ています。
当駅の運賃表です。
構内は複々線上の2面4線。外側に京浜東北線、内側に山手線が方面別に配置されていて、乗降客数以上に改札を出入りしない乗り換え客数がとても多い駅です。
山手線の駅名標です。山手線にはJY09のナンバリングが付与されています。書類上の山手線は当駅が終点になっていますが、営業上は環状運転されていて、当駅も途中駅として機能しています。
2016年に開業120周年で「たばったん」という当駅公式キャラクターが制定されているようで、このポスターによれば「駅構内の様々な場所で活躍しています」とありますが、残念ながら取材時には見つけることはできませんでした。
しかし「たばったん 田端駅」で検索をするとオリジナルグッツの配布をしていたことがあったり、記念写真用ボードがあったりとかなり熱心に活躍をしているようで、次回来駅の際は探してみよう!(オリジナルSuicaでも作ってくれたら買いに行くのに)。
2002年~2004年の様子
2002年9月の駅名標です。この頃はナンバリングが始まっていません。
ホームから見えた信号扱所の看板です。うっすらと「モデル駅」の文字が見えます。模範的な駅だったんですな。
山手線の内回りと外回りのホーム屋根を繋ぐように設置された架線固定のアーチは歴史的にも見た目にも貴重な存在でした。
構内の配線は変わっていませんが、山手線のりばのホームドアはこの時は未設置でした。
<当駅→上中里駅(東北線)間の踏切施設>隣の駅@JK東北線
・(7k110m)当駅7.1km
・この区間に踏切はありません
・(8k700m)上中里駅8.8km
<当駅→三河島駅(常磐線貨物支線)間の踏切施設>
・(0k000m)当駅・田端操車場0.0km
・(0k657m)片瀬道踏切
・(0k756m)日暮里八丁目2号踏切
・(0k835m)日暮里八丁目3号踏切
・(0k956m)日暮里道路踏切
・(1k205m)三河島道踏切
・(1k571m)三河島駅
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:西日暮里駅JK33JY080.8km
下り:上中里駅JK351.7km
隣の駅@JY山手線
上り:駒込駅JY101.6km
下り:(終着駅)全長20.6km
※訪問日:2019年5月2日