東海旅客鉄道株式会社 東海鉄道事業本部飯田支店
田畑駅■長野県上伊那郡南箕輪村田畑6354番地
伊那市駅管理の無人駅
駅名が示す「田畑」が多いエリアに設けられている駅です。駅名の由来は「田と畑がどちらにも片寄らず半々くらい収穫できる、よく調和のとれた集落」とされていることから、あながち間違っていないのかなと。。。
令和5(2023)年1月訪問時の様子です
↑ホームの辰野方の出入口は階段の他にスロープ状の通路が設けられています。当駅は出入口がある側と線路を挟んで逆側に県道439号(伊那北殿線)が通り、さらに天竜川を渡った先の伊那市野底地区からの利用者も多いことから、駅付近の風情とは裏腹に意外と利用者が多かったりします。
そんな野底地区へ(から)は天竜川にかかる明神橋を横断することになるのですが、明神橋から当駅までは一度辰野方に進んで田畑第二踏切を横断するという迂回を強いられます。人間、安全よりも面倒なことを嫌うことを優先させる傾向にあり、田畑第二踏切の横断を嫌って当駅すぐ脇の「勝手踏切」を横断する人が多いようで、、、それが事故を誘発することに繋がり、注意喚起看板が出ています。
勝手踏切の横断は危険なのでやめましょう。
↑当駅にはもう一つ出入口があります。それがこちら。ホーム上の待合室の脇に階段が設けられています。その前にはNTT東日本の公衆電話が設置されています。
ホーム上の待合室に正対するように駅中心点標柱があります。当駅は豊橋駅起点で181k340mとなっています。
当駅の待合室には昭和14年12月に竣工したことを示す建物財産標が貼付されていました。当駅付近の飯田線(旧伊那電気鉄道)が国有となったのは昭和18(1943)8月で、この建物は伊那電気鉄道の建物ということになります。
時刻表と運賃表です。
構内は単線上の1面1線です。