takachaya
東海旅客鉄道株式会社 東海鉄道事業本部三重支店
高茶屋駅■三重県津市高茶屋一丁目6番14号
津駅管理の無人駅

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 建物に貼付されていた財産標によると「昭和40年12月」に設置されたことになっている駅ですが、明らかにそれよりも古い建物の駅です。

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 その古さを引き立てる旧字体の駅名看板です。

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 天井が高い駅舎内部です。訪問当時は東海交通事業による業務委託駅でしたが、2011年10月1日以降は無人化されています。

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 構内には貨物取り扱い用の設備が残っています。現在は貨物の取り扱いが無いためこの設備は使われていませんが、すぐにでも再使用が可能な状態を保っているように見えます。近隣には日本通運の津自動車営業所があり、貨物取り扱いがあったことを物語っています。

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 1番線には立派な屋根が付いていますが、2番線は申し訳程度にしか屋根がありません。

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 それほど利用が多いとは思えない特急通過駅にこれだけ立派な屋根が設置されているからには、何か理由があるのかなと思って調べてみると、かつて当駅に「連合軍鉄道輸送事務所」という物々しいものが設置されていて、連合軍関係者の出入りが多かったことからこのようなゴージャスな設備を持っているようです。駅舎が立派なのもそういう理由のようです。この手の「連合軍鉄道輸送事務所(RTO)」は全国各地に点在していたようです。

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 そんな当駅の構内は単線上の2面3線。2番線を本線とした1線スルー構造となっていて、当駅を通過する特急や快速は2番線を高速で通過していきます。
<当駅→六軒駅間の踏切施設>
・(23k390m)当駅
・(23k664m)高茶屋踏切
・(24k182m)滝ケ瀬踏切
・(24k642m)第一木造踏切
・(25k969m)第一甚目踏切
・(26k271m)第二甚目踏切
・(26k426m)津村田踏切
・(26k895m)西肥留踏切
・(27k105m)東肥留踏切
・(27k464m)笠松踏切
・(27k650m)月本踏切
・(28k131m)第一西代踏切
・(28k475m)草薙踏切
・(28k811m)三軒家踏切
・(29k120m)六軒駅
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
隣の駅@紀勢線
上り:阿漕駅■4.1km
下り:六軒駅■5.7km

※訪問日:2006年1月17日