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　田町地区の車両基地を再編し、空いた土地を再開発する拠点として新設した駅です。駅前に敷設された公道に並行して左右に大きく広がった屋根が特徴的です。


　地上部に設けられた入口案内の看板です。後述の改札口駅名表示とは異なり、ゴシック体での表記となっています。


　公道上に掲げられている付近図です。JR品川駅までは意外と近く、1キロもありません。当駅から乗車ができない新幹線や東海道線、横須賀線の利用であれば当駅からなら歩いて品川駅まで行くのもアリかも知れません。


　公道から階段・エスカレータ・エレベータで2階レベルへ上がるとこのような出入口があります。


　改札口には多数の自動改札機が並んでいて、都市部の駅であることを伺わせます。


　話題となった改札頭上の駅名表記フォントですが、見慣れればそれほどの違和感はありません（個人の感想です）。


　構内図です。右側の青いスペースは今回未開業部分で、将来は自由通路として開放が予定されている区画となっています。改札口の準備工事だけは行われています。


　画像左側の2階部分に改札外自由通路があり、その奥（品川方）には将来増設される新たな改札口となる部分が用意されています。


　券売機頭上の運賃表です。日本語と英語が数秒おきに入れ替わりで表示されるという、某大手ファストフードチェーン「M」のメニュー表示のようなディスプレイになっています。

　指定席券売機が3機設置されていて、出札窓口が設置されていないことを補っています。


　当駅の自動改札機です。ICカードのタッチ部やディスプレイ部が斜めになっています。新しい試みでこのような形状の改札機を設置しているようです。


　改札を抜けるとコンパクトにまとめられた発車時刻案内表示があります。


　その先には新形態の売店があります。


　この売店は無人店舗で、商品会計時の支払いはSuica等の交通系ICカード残額のみとなっています。現金や他のキャッシュレス決済手段は使えません。また、店舗内でのチャージが行えないことから、あらかじめ券売機等でチャージをしたうえでの入店が必要です。
　なお、このお店では店内の混雑防止等の観点から売り場内に入れる人数を制限していて、一定数の来店者が買い物をしている間はゲート前で待つことになります。レジで支払いを終えた人が出場ゲートを通ると入場待ちをしていた来店者が一人だけ入場できるようになります。
※無人店舗といっても商品補充の要員は詰めています。


　建物はガラス張りで、柱や屋根は白い材質を多く用いているため、明るい印象です。


　2階フロアからホームはこのように一部が吹き抜けになっていて開放的な空間になっています。


　車両基地側には椅子が設けられていて、通過する東海道新幹線や基地に留置されている車両などを眺めることができます。


　駅周辺や鉄道に関する情報を提供するロボットが設置されています。マイクが仕掛けられていて、スマートスピーカーのように話しかけると「ご用は何ですか？」と返してくれるから驚きます。マイクに話しかけるのが恥ずかしい方向けに受話器が設けられているのですが、、、

　新型コロナウイルス感染症対策でこのようになっています。残念。。。

　と、案内ロボットで遊んでいると、こんなのが近付いてきました。

　これは警備ロボットなんだそうです。

　変形自動改札機、無人店舗、案内ロボットに警備ロボットと新機軸のシステムがふんだんに使われていて、この他にお掃除ロボットもあったりするんだそうです。このように当駅では開業直後で空いていることを逆手にとって新しい技術を試す実験場としての側面も持っているようです。


　せっかくきれいな装飾などで明るいイメージの当駅ですが、階段の手すり部や2階フロアの鉄骨がむき出しになっている部分など、細かいところは「プレハブ感」が出てしまっているのが残念なところです。


　駅名標は天井からの吊り下げ式ではなく、時刻表や周辺案内図の上に乗っけるようなデザインになっています。ホーム上の床面も改札フロアと同じような木材を意識した構造になっています。


　ホームフロアから解放部を見た様子です。


　構内は京浜東北線と山手線が並行している区間内の2面4線。品川駅と当駅は路線別複々線となっています。


　ホームの東京駅寄りの右側にはこのように車両基地内に留置された車両が一望できます。


　当駅が登場する動画です↑

隣の駅＠JKJY東海道線
上り：田町駅JK22JY271.3km
下り：品川駅JT03JO17JK20JY250.9km

※訪問日：2020年3月27日,2024年10月15日

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