東日本旅客鉄道株式会社 東北本部
高屋駅■山形県最上郡戸沢村大字古口字高屋
新庄駅管理の無人駅
当駅は2009年3月にリニューアルされています。本稿は2008年1月に訪問したときの様子です。
最上川を見渡すことが出来る高台に設置された駅です。2008年1月に訪問した際は旧駅舎が残存されていました。味がある木造駅舎ですが、現在はこの駅舎が撤去された跡地に小さな待合室が設置されています。津谷駅同様、旧駅舎の一部が倉庫として切り取られてそのまま残されているので、近いうちにその様子を見に行きたいなと。
妙にだだっ広い駅前広場は駐車スペースとして最適です。画像にはありませんが、駅前広場にある小さな案内所が最上川川下りの受付をしていて、そこで予約をすると駅前からクルマで乗り場まで送迎していただけるんだとかで。
駅舎内には「日観連」の会員旅館の看板がありました。「滝沢屋」と言う屋号の温泉宿は現在、臨江亭滝沢屋という名称に変っていて、当駅からクルマで3分の位置にあるんだそうです。
その旧滝沢屋さんもある草薙温泉は当駅の名所案内にも書かれています。
当駅は高台にあり、駅前広場から眺める最上川の様子は絶景。運がよければ川下りをしている舟を見ることもできます。
当駅は義経の伝説に由来した縁結びにご利益がある神社が近いらしく、縁結びに関連したスポットやお土産が多数売られている場所もあるんだそうです。
駅の裏には跨線橋がありますが、1面1線の当駅には余り関係が無いような…と思ったらこれ、現在は閉鎖されている最上川スキー場へのアクセスのための橋なんだそうです。
その跨線橋から眺める当駅の様子です。融雪溝の右側には使われていない線路があります。雪に埋もれてわかりにくいですが以前まで使われていた行き違い設備の遺構が残っています。
妙なフォントの駅名看板を発見。
構内は単線上の1面1線です。
<当駅→清川駅間の踏切施設>隣の駅@陸羽西線
・(24k760m)当駅25.9km
・(30k201m)片倉踏切
・(31k070m)清川駅27.2km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:古口駅■7.8km
下り:清川駅■6.3km
※訪問日:2008年1月1日