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東日本旅客鉄道株式会社 水戸支社
竜田駅福島県双葉郡楢葉町大字井出字木屋126番地
いわき駅管理の業務委託駅(委託先:株式会社JR東日本ステーションサービス)

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 東日本大震災発生以降、日暮里駅から伸びる常磐線の「とりあえずの」終着駅でした。「事故原発にもっとも近い駅」とうありがたくない言われ方をしていました。発電所対応のために福島第2原発へ通う人は当駅から関係者用バスに乗り換えて現場へ向かうそうです(NHK総合で放送された番組によります)。近隣住宅の皆さんが殆ど他の地域へ避難生活をされておられるので、駅の周囲は極めて静かで人気(ひとけ)は殆どありません。

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 当駅は震災前まで地元による簡易委託駅でしたが、2014年6月の広野駅~当駅間復旧にあわせ業務委託駅として営業を再開しています。乗車券類の販売は行われていますが、代行バス設定以前は富岡駅方向への乗車券は発売が中止されていました。当駅の駅舎内の改札窓口頭上にも空間放射線量の数値表示器が設置されています。

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 上り方向しか記載が無い当駅時刻表(2014年12月現在)。運転間隔は一定ではなく、1時間おきに来る時間は8時台と9時台のみで、概ね1時間半から2時間おきの運転。最終列車は20時07分。宿泊が禁じられているこの地域は20時07分をもって一日が終わるといっても良いのかも知れません(自動車移動が出来る人は除く)。

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 名所案内に出ている「天満宮岬」は学問の神様である北田天満宮のことで、当駅からはおよそ30分程度。海がきれいな場所にあり一見の価値はありそうです。

 駅の周囲を散策しましたが、訪問時は避難解除準備地域ということもあり全くといっていいほど歩いている人はいらっしゃいません。また、商店やスーパー、楢葉郵便局も営業をしておらず、人の息吹を感じられるのは駅とガソリンスタンドぐらいでした。
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 散策途中の道路から見えた当駅の様子です。画像の左2本の線路は閉鎖されていて、3番線ホームへ繋がる右の1本だけが列車が行き来していました。

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 3番線のみが使われていたので、駅舎と接している1番線ホームと2番・3番ホームへ繋がる跨線橋は閉鎖され、代わりにホーム間には横断通路が設けられていて、階段無しで行き来が出来るようになっていましたが、現在は運行区間が隣の富岡駅まで延伸したこともあって跨線橋を使っての行き来が復活しています。

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 ホームから富岡方向を見ると、出発信号機に赤が燈っているのがわかります。

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 構内は2面3線ですが、訪問をした当時の2014年12月時点では前述の通り3番線のみが使われていました。

隣の駅@常磐線
上り:木戸駅■3.1km
下り:富岡駅■6.9km

※訪問日:2014年12月30日