西日本旅客鉄道株式会社 広島支社
戸河内駅■広島県山県郡戸河内町上本郷字中坪780番地
加計駅管理の無人駅
※平成15(2003)年11月30日で営業を終了、閉駅しました
訪問時(鉄道廃止時点でもあります)の終点エリアの行政中心地・戸河内町の役場、JA、郵便局の最寄り駅でした。可部駅を出た可部線でもっとも賑わっているような雰囲気がありました。
駅事務室には委託の係員さんによりPOS端末操作の乗車券類が発売されていました。
駅待合室から乗り場までは構内踏切を渡りますが、この踏切は訪問時から廃止されるまで塞がれることはありませんでした。
それもそのはずで構内は筒賀駅同様、1面2線ではありましたが、駅舎側の線路は使われておらず、実質的には1面1線の棒線配線となっていました。切り替えポイントは稼働させようと思えばできる状態のようでしたが、駅舎側の1番線側線路に設置されていた信号機は灯りが消えていました。コストダウンのために使わないようにしていたのでしょう。筒賀、戸河内の両駅で行き違い設備が使えない影響が加計駅~三段峡駅間1日5往復という過疎ダイヤの原因であったのは言うまでもありません。
なお、廃止後当駅の駅舎建物とホームは撤去され、可部線廃止代替バス(広島駅方面行き)のバス停が設置され、そこに当駅で使われていた駅名標が併設されています。
<当駅→三段峡駅間の踏切施設>隣の駅@可部線
・(57k260m)当駅57.3km
・(57k397m)戸河内踏切①
・(57k490m)本郷踏切①
・(60k230m)三段峡駅60.2km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:土居駅■1.1km
下り:三段峡駅■2.9km
※訪問日:2003年1月11日