東海旅客鉄道株式会社 東海鉄道事業本部
鳥居駅■愛知県新城市有海字島17番地
豊川駅管理の無人駅
🆋令和7(2025)年春~TOICA(東海エリア)の駅
新城市北部の小さな無人駅です。駅舎はなく、ホーム上には待合室がポツンとあるだけです。
駅の脇にある県道439号(能登瀬新城線)から駅を見ると、適度に広がった空間越しにホームと待合室を見ることが出来ます。当駅は1971年まで貨物の取り扱いがあったらしいので、その貨物取り扱いの名残りの敷地なのかも知れません。
ホーム上には待合室があります。
内部の様子です。3人程度が座れるベンチが1つあるだけのシンプル構造。
運賃表と時刻表です。列車は凡そ1時間に1本程度が確保されているようです。
ホーム上の様子です。ホームの辰野方には車掌さんがホームで業務を行うための雨避け屋根が設けられています。
こちらは豊橋方からホームを見た図です。
そのホーム上には鉄道電話が収納されている箱があり、その箱には29k254mの距離程が記されています。当駅の正式な距離程は29k300mとなっていて、その基準点は駅の辰野側にある踏切付近に。。。
このような停車場中心標柱が設けられています。
ところで当駅の名称由来ですが近隣に鳥居があるわけでもなく、、、と思って調べると、当駅の周囲が「長篠の戦い」の逸話の中で鳥居強右衛門という人の終焉の地ということで名付けられたという。。。ちなみに新城市に鳥居という地名は無いそうです。