北海道旅客鉄道株式会社 鉄道事業本部
豊浦駅H42北海道虻田郡豊浦町字旭町
洞爺駅管理の簡易委託駅(入居のお店)
薄暗い日没直前に撮影したため判りづらいですが、黄色い外壁の駅舎です。豊浦町の中心部は役場や郵便局、天然温泉しおさいがある付近で当駅から凡そ10分程度歩いた場所になっていて、当駅がある付近はかつては商店が多少あったような感じですがそれほど賑わってはいません。
駅舎内はかつて乗車券うりばがあったであろう箇所にベンチが設けられていて、現在は飲食売店で区間を限定して乗車券類を発売しているようですが、、、
残念ながら土日祝は休業していて購入は出来ません。当駅で販売している「わがまちご当地入場券」も同様で土日祝は当駅で購入は出来ませんが、この入場券に限っては徒歩10分程度の「豊浦温泉しおさい」で発売していました(後述)。
当駅では売店営業時間で小幌駅のグッズを発売しています。ご当地入場券同様、豊浦天然温泉しおさいの売店でも同様のグッズは取り扱っています。
わがまちご当地入場券は当駅のきっぷうりばか「しおさい」で売られていた旨を案内しているポスターです。あくまでも当駅の入場券ではなく小幌駅のものです。これは肝心の小幌駅が入場券を含む物販を行える環境ではないことと、小幌駅が所在している豊浦町の中心地が当駅周辺であったことが当駅(とその周辺)で小幌駅のご当地入場券を発売していた要因なのかなと。。。
当駅の時刻表です。長万部方面の列車は5本、洞爺・東室蘭方面の列車は9本と差があるのは当駅で折り返す列車が多く設定されていることによります。2016年3月のダイヤ改正で長万部駅発東室蘭駅行の長万部駅~当駅間が部分廃止になった列車が1本、東室蘭駅発長万部駅行の当駅~長万部駅間が部分廃止になった列車が3本あります。
普通運賃表です。板の大きさの都合なのか、それとも840円区間の駅までを掲載した結果なのか、上りは中ノ沢駅という中途半端な駅までの運賃が掲載されています。
当駅は洞爺駅により管理されています。市外局番は0142ですが、肝心の受付時間は6時55分から18時20分までとなっている点が記載されていません。
※画像左側の冊子は意図的に置いたわけではなく、訪問時にこの状態であったものをそのままにして撮影したものです。。。
当駅は東室蘭駅方面からの列車が数本折り返すため、2番線が活用されています。
そんな当駅は2番線を含め複線上の2面3線です。
JR北海道わがまちご当地入場券を「しおさい」で買ってみた。
当駅から歩いて10分ちょい。往路だと緩やかな下り坂を進んだ先にある「豊浦天然温泉しおさい」は道南バスによる路線バスも設定されていて伊達紋別駅や洞爺駅からのバスアクセスも可能だったりします。
きれいなエントランスの中には入湯券用券売機が置いてありますが、その傍らに。。。
ご当地入場券購入のお願いが掲出されていて、これによれば小幌駅の「わがまちご当地入場券」をここで買う場合も入湯券と同様にこの券売機でチケットを購入してフロントへ渡して欲しいとのこと。帳簿上、ご当地入場券はJR北海道へ収めなければならないお金になるわけで、それをフロントの人力でやると間違いも起こるでしょうし金庫を別個にしなければならないなどの面倒が起こることもあってこのようなチケット制にしているようです。
こんな感じで右上に「わがまちご当地入場券」のボタンがあります。で、実際に購入した入場券のチケットはこれ。
通常の普通入場券の様式を模したチケットなのが少し笑えます。訪問をした26日は「ふろの日」なので通常500円の入湯料が300円になってたのでもちろん温泉を楽しんできました。
小幌駅は停車列車の本数が少なく、また鉄道以外での到達手段が殆ど無いことから難易度が高い駅ですが、その小幌駅のご当地入場券は豊浦駅で販売していて、その発売時間は駅だと平日の9時~16時ですが近隣の「しおさい」なら10時から21時までと他のJR直営駅のみどりの窓口発売よりもよっぽど発売時間が長く購入難易度はグッとさがります。
平成18(2006)年8月訪問時の様子です
駅ナンバリング制定以前の駅名標です。
豊浦町を代表する駅で、立派な駅舎を持っています。
駅舎を通らずに駅構内へ出入りが出来るようになっています。
構内は複線上の2面3線構造で、2番線は当駅折り返し列車が使用しています。
<当駅→洞爺駅間の踏切施設>隣の駅@室蘭線
・(36k130m)当駅25.9km
・(m)旭町踏切
・(未確認)虻田二ノ原道路踏切
・(41k470m)洞爺駅27.2km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:大岸駅H438.4km
下り:洞爺駅H415.4km
※訪問日:2006年8月30日,2017年8月26日
小幌駅のわがまちご当地入場券購入日:2017年8月26日(No.1155)