四国旅客鉄道株式会社 鉄道事業本部
佃駅D21B24徳島県三好市井川町西井川1201番地
阿波池田駅管理の無人駅
駅名標に駅番号シールが多く貼り付いている駅です。当駅だけで2つ、隣の阿波池田駅も2つ、そしてと当駅は路線分岐駅でもあるのでそれぞれ1つずつ貼付されています。
といっても当駅は単なる分岐駅でターミナル機能は持ち合わせておらず、駅舎もご覧の通り質素なつくりとなっています。
駅の外はご覧の通りで、敷地内に駐輪スペースはあるものの、いきなり手狭な公道となっています。
駅舎の中はこんな感じ。窓口はあるものの当駅は無人駅で、1983年から窓口は使われていないようです。
跨線橋から構内を眺めた図です。ホームが極めて細く、後付け感満載ですが、それもそのはずで当駅は元々1929年に徳島線との分岐点として信号場デビューしたのが発端。21年後の1950年に駅へ格上げされ土讃線のみ客扱いを開始。その当時は↑画像左側の駅舎の手前側にホームが設置されていたようです。これでは徳島線の列車が客扱いできないので、あとから強引に土讃線と徳島線の間に細いホームを設置して現在に至っているようです。
そんなことから当駅は単線上の1面2線で、徳島線と土讃線の分岐駅として機能しています。土讃線は1番線、徳島線は2番線が優先されて使用されていますが、列車行き違い発生時はこの限りではなく、どちらのホームもどちらの路線へ(から)の列車の発着が可能な配線になっています。
※訪問日:2018年4月5日