九州旅客鉄道株式会社 宮崎支社
運動公園駅■宮崎県宮崎市大字熊野
無人駅
国道を挟んだ運動公園の前にある静かな無人駅です。駅名の由来は目前に宮崎県総合運動公園があるからなのですが、それにしてもそのものズバリ過ぎませんかねぇ。全国に点在する運動公園の前にある駅に配慮して「〇〇運動公園」とすれば判りやすいのに(個人の感想です)。
もともとは1984年に運動公園エリアで開催されたイベントために設置された臨時駅でしたが、国鉄がJR九州へ移行する際に正式へ駅に昇格して現在に至っています。
駅の出入り口から宮崎県総合運動公園を見た図です。右に見えるお洒落な歩道橋を渡ると運動公園エリアです。駐車場完備なのと日南線の運転本数が貧弱なのが災いし、列車利用で来園するという人はクルマの運転が出来ない層ぐらいのようですが、そういった人も運転本数が多い宮崎交通バスを利用するようです。
当駅からはこれら↑の施設が近いです。野球ファン的にはサンマリンスタジアム宮崎が竣工するまでプロ野球オープン戦・キャンプが行われるメジャーな球場だった旧宮崎市営球場(現ひむかスタジアム)や木の花ドームは当駅から歩いて6~10分です。そういう意味で当駅は運動公園の南口に隣接していて、サンマリンスタジアムへは北側に立地する木花駅が近いです。
設置当初から臨時駅として開業している当駅。ある程度の利用を見込んでいたのか、ただの無人駅とは異なりきっぷ売り場窓口が設営されています。この窓口は一応現役のようで、利用が多いと見込まれる日を中心に係員が送り込まれ、集改札及び乗車券販売を実施することもあるようです。といってもこの窓口(部屋)は活用されず、もっぱら立ち売りがメインのようですが。
構内は1面1線。臨時駅として開業しただけのことはあり極めてシンプルな構造。
ホームの南宮崎寄りにはスロープも用意されていますが、訪問したときは雑草がボウボウでちょっと使いづらそうなのが気になりました。
隣の駅@日南線
上り:木花駅■1.5km
下り:曽山寺駅■1.2km
※訪問日:2013年10月15日