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　2016年1月訪問時の様子　

　二海郡八雲町の中心となる駅です。建物の外観は最近リニューアルされ、茶色を基調としたデザインになっています。また駅名の看板が五稜郭駅と同様のホタテの形をしています。

　八雲町がある二海郡は「日本海と内浦湾（太平洋）の2つの海に面した」という意味で名付けられた2005年に発足した郡です。「郡」といっても二海郡には八雲町しかありません。


　八雲町の中心駅だけのことはあり、駅前はそれなりに繁栄しています。駅前広場を左へ曲がると鷲ノ巣駅方向に日本ハム関連の工場があり、八雲町はファイターズファンがそれなりにいらっしゃる様子。。。駅前からは一望できませんがコンビニエンスストア（ローソン）は徒歩圏にあります。

　ちなみに自衛隊駐屯地の先に「八雲町スポーツ広場」なる施設がありますが、野球用の設備はサッカー兼用で客席も無いことからプロ野球の興行に使われることはないっぽいです。


　駅舎に掲げられている看板にはJR北海道のマスコットキャラクター・モジャくんが旅行の相談を待ち受けています。


　駅前広場には函館バス乗り場があります。バス停の名称は「八雲駅前」です。


　このバス停からは「函館～長万部」、「函館～瀬棚（快速瀬棚号）」の他に江差まで函館や木古内を経由しないでショートカットが可能な「八雲・江差線」の各路線が発着しています。運行本数がいずれも少ないのがちょっと。。。


　駅前には八雲開拓の祖・徳川慶勝の顔出し看板があります。


　特急停車駅にふさわしく広い待合いスペースです。


　券売機は1台のみ設置されています。


　消費税8パーセント計算の運賃表です。この表にある東室蘭駅から向こう側の各駅は特急料金が合算された金額しか掲載がありません。


　ホームに出ると1番線に面した改札の脇には駅係員不在時間帯に乗車券類を回収する箱が設置されています。といってもJR北海道は係員不在の時間帯はワンマン列車扱いとなり列車内で運賃収受を行っていますが。。。


　北海道のお土産として一時代を築いた「木彫りの熊」の発祥の地なんですね。「八雲町木彫り熊資料館」は当駅から徒歩7分と比較的近いのが魅力的なところです。月曜休館で9時から16時半までの開館、入場は無料なんだそうです。


　構内は複線上の2面3線です。普通列車のほかに全ての特急列車が停車します。

　2001年1に訪問した時の様子です　

　駅番号シールが貼付される以前の駅名標です。