
西日本旅客鉄道株式会社 近畿統括本部京都支社
山城多賀駅D15京都府綴喜郡井手町大字多賀小字内垣内49番地
宇治駅管理の無人駅
★ICOCAの駅

平成12(2017)年に駅構内の複線化事業のために橋上駅舎化が実施された駅です。↑は従前は駅舎が設けられていた側の西口です。

西側の出入り口前は自動車が乗り入れられるロータリーのようなものが設置され整備されている感じがしますが、こちら側はいきなり田んぼと府道となっています。

橋上駅舎の駅ですが、西口側には旧来の駅舎があった名残りなのか、橋上駅舎の2階に出ることなくそのまま出入りができる改札口が設けられています。ここは1番のりば(宇治・京都方面行きホーム)に面しています。簡易型IC改札機の他に入金(チャージ)に対応した自動券売機が備わっています。その脇には橋上駅舎の2階改札へのアクセスに便利なエレベータが設置されています。
西側の出入り口前は自動車が乗り入れられるロータリーのようなものが設置され整備されている感じがしますが、こちら側はいきなり田んぼと府道となっています。


この改札口の前にはJR奈良線の各駅窓口の営業時間などが記された一覧表が掲示されていました。これはわかりやすいです。

こちらは橋上化で新たに設けられた東口です。開業時点では頭上にJRマークとともに「山城多賀駅」の文字が掲げられていましたが、いつの間にか、そしてなぜか撤去されています。

東口の外の様子はこんな感じでいきなり公園の中となっていますが、利用者が見込める住宅街が形成されているのは実はこちら側で、当駅が橋上化して駅へのアクセスが劇的に改善し、当駅近隣の住民は狂喜乱舞したようですが、どうやら当駅はJR奈良線の中では利用客数がもっとも少ない駅なんだそうで。。。

2階改札口の様子です。簡易型改札機が2通路分設けられていますが、その左側は鉄格子の柵が設置されていますが、これは本来もっと多めに通路を設けたかったものの、それほどの需要が生まれるまでは柵で仕切っているというのが真相なようです。また、当駅を係員は一の有人駅にしようとした場合は壁を撤去すれば簡単に事務室を設置ができるような感じにしているのでしょう。

当駅の建物内部の地図です。

ラッチ内側から見た改札の様子です。

運賃表です。

列車時刻表です。おおむね1時間に2本が確保されているようです。

2階改札通路にはこのような標語が掲げられています。

自由に持ち帰りができる傘が置かれています。雨天時はありがたく使いたいですな。

構内の様子です。当駅の橋上化は当駅~玉水駅間の複線化を円滑に行うためです。当駅~玉水間が複線化したのは令和2(2020)年12月で、当駅から新田駅までは再び単線となっています。

当駅の駅名標はなぜか駅名表記の英語部分がテープで上書き修正されています。

橋上駅舎内部から京都方を見た図です。

2番線に到着した奈良行き電車です。構内は2面2線です。
<当駅→山城青谷駅間の踏切施設>隣の駅@D奈良線
・(9k440m)当駅
・(9k581m)坂ノ下踏切
・(9k845m)河原踏切
・(10k249m)市之辺踏切
・(10k740m)山城青谷駅
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
下り:山城青谷駅D14■1.3km
※訪問日:2021年12月24日