
北海道旅客鉄道株式会社 旭川支社北見地区
呼人駅A68北海道網走市字呼人
網走駅管理の無人駅

石北線の終着駅・網走駅の手前にある駅です。小さな待合室がポツンとあるだけの無人駅です。建物の壁が2003年訪問時に比べ薄青くなっているように見えるのは私だけでしょうか???

駅前には広場があり、送迎待ちをする自動車がチラホラ行き来するのに便利な風情です。信号機がある道路は旭川市から網走市を結ぶ国道39号線で、網走駅と女満別空港・美幌駅を結ぶ路線バスの停留場もすぐ近くにあります(後述)。
プロ野球選手を輩出する大学野球チームの強豪・東京農業大学北海道オホーツクキャンパスは当駅が最寄り駅のようですが、大学様は「呼人駅からの公共交通機関はありません。網走駅からバスを利用してください」と呼びかけています。
なお、同大学の野球部が活動する3つのグラウンドのうち、学内球場は前述のオホーツクキャンパス敷地内にあるそうですが、「呼人球場」「オホーツクドーム」は当駅から歩いておよそ20分の「網走スポーツトレーニングフィールド」にあるそうです(筆者は行った事ありません)。

建物内は3分の2が利用者のためのスペースになっていて、4人が腰掛ることができる椅子があります。

当駅からの運賃表です。なぜか石北線の遠軽駅から網走駅までが掲載されていますが、当駅の利用実態に即して表示させるなら北見駅~知床斜里駅間にしたほうがいい気がしますが、、、
※網走駅のご当地入場券を案内する貼り紙がありますが、当駅(とその周辺)での発売はありません。


所狭しと貼られている色紙。どなたかが寄贈したんでしょうか?!

ホームから駅舎を見た図です。お手洗いの扉はこちら側にあります。画像右側の窓は保線要員さんの休憩詰め所とみられます。

駅舎から1番線ホームへはこのように段差があります。

構内は単線上の2面2線。網走駅の手前で列車交換が頻繁に行われる重要な駅です。

2番線で列車行き違い待ちを行う遠軽行です。

ホームに設置された名所案内です。

2番線から見た遠軽方向の様子です。

跨線橋から網走駅方向を見た図です。

その跨線橋にはこのような看板が・・・
平成15(2003)年3月訪問時の様子です

駅名ナンバリングが施行される以前の2003年訪問時の様子です。

2003年の当駅。2018年の駅舎と変わり映えがしませんね。

訪問当時は駅近くにセブンイレブン網走呼人店があり、列車待ちの間の暇つぶしや腹ごしらえに役に立っていましたが、2018年訪問調査時は閉店していて現在は営業をしていません。
網走市のコンビニエンスストア事情は網走駅周辺に集中していて、残念ながらここで紹介していたセブンイレブン網走呼人店が消滅した現在、呼人駅周辺にこの手のコンビニはありません(飲食店はチラホラあるようです)。
駅前には美幌駅と網走駅を結ぶ路線バスの停留場があります。

意外と本数が多く使いやすいかも。この他に女満別空港への連絡バスも発着しています。
※↑2001年4月時点の時刻表です。この時は11本もの美幌行きバスが設定されていましたが、2018年11月現在は6本に削減されています。最新の時刻表を調べてからご利用ください。

上下ホームは北海道ではよく見る「互い違い」配置です。


構内は単線上の2面2線。駅舎と反対側のホームへは跨線橋の横断をします。終着駅の線路容量の絡みで、当駅での列車行き違いは結構旺盛だったりします。
<当駅→網走駅間の踏切施設>隣の駅@石北線
・(225k370m)当駅225.9km
・(未確認)(詳細不明)踏切
・(227k708m)(詳細不明)踏切
・(229k123m)網走温泉踏切
・(230k590m)第2天都山線踏切
・(232k070m)大曲り通り踏切
・(232k855m)西高前踏切
・(233k119m)川向道路踏切
・(233k455m)網走駅234.0km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:女満別駅A677.8km
下り:網走駅A698.1km
※訪問日:2001年1月17日,2001年6月9日,2018年10月26日