
東日本旅客鉄道株式会社 高崎支社
横川駅■群馬県安中市松井田町横川398番地
安中駅管理の直営駅
🆋Suica(首都圏エリア)の駅

信越線の群馬エリア主着駅です。北陸(長野)新幹線が開業する直前までは当駅から隣の軽井沢駅までの間にある碓氷峠を克服するために補助用の機関車を連結する駅としても有名でした。

みどりの窓口が廃止され、駅の規模としては極めて静かになった当駅。

運賃表です。高崎駅までは510円となっています。

窓口は閉鎖されていますが改札要員は詰めています。この時間帯は不在となっているようです。

列車の時刻表です。最終電車は21時42分発となっています。

今では軽井沢へはバスの乗り換えが必須となっていますが、営業的には乗車券の通し発売も行われておらず、列車とバスの接続融通はあるものの、独立した存在ということになっています。

横川駅と言えば「峠の釜めし」で有名なおぎのや。駅前に健在で、今では発祥だった横川駅前での売り上げよりもドライブインや東京などで行われる「駅弁大会」での売り上げの方が多いそうです。

こちらは駅前広場に面した「おぎのや本店」。横軽健在のころ、このお店から列車発着のたびに釜飯が運び込まれていたのでしょう。今ではその必要もなく、駅前でひっそりと営業を続けています。

当駅から軽井沢駅までの間の碓井峠は急こう配を克服するために様々な工夫が施されていましたが、廃止直前までの機関車補助方式の前までは列車の車輪に独特の歯車を敷き、その噛み合わせの力で峠の昇り降りをしていました。

当駅は信越線の群馬エリア終点であることから、頭端式2面2線。1番線がメインで使われていますが、朝ラッシュ時は3番線も細々と使われています。

ホームの終端部方向を見た図です。

信越線の廃止区間である横川~軽井沢間を代替するジェイアールバス関東の碓井線は駅前のバスターミナルから発車しています。

1997年撮影の当駅の駅名標。この時は当駅~軽井沢駅間が健在でした。
隣の駅@信越線
上り:西松井田駅■5.8km
下り:(軽井沢駅)11.2km
※訪問日:2013年1月5日,2023年6月30日