北海道旅客鉄道株式会社 旭川支社名寄地区
勇知駅W77北海道稚内市抜海村字上勇知
南稚内駅管理の無人駅
令和5(2023)年10月訪問時の様子です
平成26(2014)年に金属素材を貼り付けて外観リノベーションを実施した貨物列車車掌車両リサイクル駅舎を持つ駅です。ジュラルミンケースのようなゴツさが印象的です。
旧駅舎があった場所の基礎土台には地元の皆さんによる花壇がありました。駅付近には郵便局・警察官駐在所・Aコープ(販売所)・商店(軽食程度なら入手可能)・給油所などが点在していて、市営病院の診療所まであるなど、まとまった集落であると見受けられます。
建物内部の様子です。
運賃表です。当駅から稚内駅・豊富駅までは540円、南稚内駅までは440円となっています。なお、当駅からタクシーで南稚内駅まで利用すると凡そ7,000円程度です(実践しました)。
運転本数を示す時刻表です。上り(名寄方面)は4本、下り(稚内方面)は3本の設定となっています。日照時間に利用したい方は上りが10時台、下りは7時台と11台の3本のみとなっています。訪問時は7時台の列車でやってきたのちに雄信内駅構内信号トラブルで10時台と11時台の普通列車が運休となり、夕方の列車まで停車列車が無いとの案内を受け途方に暮れ、、、
ホームは砂利敷き1面1線です。
国鉄時代は2面2線構造だったそうです。
↑当駅訪問時の様子です
平成14(2002)年3月訪問時の様子です
駅番号付与以前、平成14年撮影の駅名標です。左後方に写る建物は平成8(1996)年改築竣工の稚内市立稚内病院上勇知診療所です。
待合室全景
日本最北端の「貨車車掌車改造駅」です。それ程ありがたい称号ではありませんが、、、駅前周辺は稚内方面へのベッドタウン的に発展していて、比較的新しい家々が立ち並んでいました。
<当駅→抜海駅間の踏切施設>隣の駅@宗谷線
・(236k680m)当駅236.7km
・(242k283m)上原道踏切
・(243k000m)三浦道踏切
・(243k644m付近)5線道踏切
・(245k707m)五十嵐道踏切
・(245k030m)抜海駅245.0km
※太字のリンク先は踏切施設調査の姉妹サイトへ飛びます
上り:兜沼駅W765.8km
下り:抜海駅W788.3km
※訪問日:2002年6月13日,2023年10月6日